【ありふれた日常から】信号無視する大人を子供はどう思うだろうか
歩いていて赤信号に出会うと、基本的に立ち止まるようにしている。
でも明らかに自動車が通る気配がないのに立ち止まっていると、少し恥ずかしい気分になる。
さらにぼくの横を信号無視して通り過ぎていく人がいると、何かぼくが間違ったことをしているような錯覚に陥ってしまう。
ある日のこと、歩いている青信号が点滅し始めた。
走って渡るには間に合いそうにない。
交差点内には自動車はいないし、そのまま信号を無視して渡ってしまおう・・・。
ふと、ぼくの後ろに人の気配を感じた。
自転車に乗ったお母さんと小さな女の子。
ぼくはこの親子の目の前で、信号無視するところだった。
もしぼくがすました顔で信号無視していたら、女の子はお母さんに何と言っただろうか。
やっぱり大人は子供の模範にならないといけないね。
▼毎日ふと思うこと、エッセイのような、詩のような、サラリーマンのつぶやき
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