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【ありふれた日常から】人はイメージが大切(アリ編)

庭の手入れをしていて、虫を見ることが多々ある。
あまり気持ちのいい虫はいない。
それにせっかく育てた野菜を食べてしまう虫は、薬で駆除せざるを得ない。

しかしなぜかアリだけは嫌悪感が湧かない。
なぜなんだろうか。

一つは害虫じゃないこと。
たくさんいたって悪いことをしないとわかっている。
だから駆除する必要もない。

もう一つは古くからあるイメージだろうか。
童話「アリとキリギリス」では、アリが働き者で散々バカにしたキリギリスを助けてあげる優しいやつとして扱われている。

このイメージがぼくらの心の中に根付いている。
そんないいやつを、ぞんざいに扱うわけにはいかない。

人間も然りだな。
イメージひとつで、扱われ方が全く変わってしまう。

アリに倣わないといけないなぁ。

「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。