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通勤電車の詩

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通勤電車に揺られながらふと思ったこと・・・。おじさんのぼやき、つぶやき。
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#通勤電車で思うこと

【通勤電車の詩 vol.100 完】踏切よ、さらば

ぼくが通勤に使っている鉄道が高架になった。 何年かかっただろう、ずいぶん長いこと工事をや…

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【通勤電車の詩】世の中はアンバランスでできている

ぼくは毎朝快速急行に乗る。 だからいくつもの駅を通過する。 通過する電車に乗っている方はい…

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【通勤電車の詩】青空を待つ理由

久しぶりに晴れた。 ずっと雨か曇りだったので、太陽をしばらく見ていなかった。 やはり晴れて…

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【通勤電車の詩】平行線のその先に

平行線という言葉がよく使われる。 彼らは馬が合わなくていつも平行線とか、会議で議論が噛み…

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【通勤電車の詩】どうしても鹿に見えない

ぼくが通勤に乗る電車は、鹿が放し飼いになっているとある大きな公園近くの駅にも停車すること…

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【通勤電車の詩】並走電車にご用心

出勤時の電車がたまに並走する時がある。 違う線からやってきた電車が同じ駅に停車する少し手…

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【通勤電車の詩】扉が閉まるの早いよ

ぼくの会社の最寄駅に着く電車は、なぜか扉が開いている時間が短い。 決して乗客が少ないわけではない。 むしろ多い方だ。 なのに扉が開いたと思ったらあっという間に閉まる。 どの程度かと言うと、2階の改札から近づいてくる電車が見えて、1階のホームへとエスカレーターを駆け降りたら、目の前で扉が閉められる。 20年もこの電車を使っていると、今では最適なタイミングがわかっている。 2階のホームへ上る階段の途中で電車が見えたら走る。 それ以降に電車が見えたら諦める。 ある日のこと、何を

【通勤電車の詩】真冬なのになんて日だ

2月なのに春の陽気。 暖かいを通り越して暑い。 天気予報で言っていた気温はそれほど高くなか…

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【通勤電車の詩】電車から海を見てる

ぼくが乗る通勤電車が高架になってから10年くらい経つ。 それまで地上を走っていた。 高架にな…

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【通勤電車の詩】電車の中が小さな世界だったら

一両の電車の中だけが小さな世界だと空想してみる。 会話はほとんどなく、誰も干渉し合わない…

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【通勤電車の詩】傘ストレスから解放されたい

雨の降る日に電車に乗ると、傘のやり場に困る。 立っている時は周りの人に傘が触れないように…

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「通勤電車の詩(うた)」誕生秘話

 我が家のベランダから山々が見えます。桜は咲かないですが、秋の紅葉はきれいです。この家に…

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【通勤電車の詩】ポッキーを食べるおじさん

真冬の寒い夕方。 ホームの電車待ちのおじさんがポッキーをむさぼるように食べている。 お腹が…

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【通勤電車の詩】自分への言い訳

会社を出ると雨が降っていた。 カバンの中から折り畳み傘を取り出したが、思ったより降っていない。 傘をさすべきか、ささないべきか。 ぼくは駅まで走っていく選択をした。 50mほど小走りをしてホームに着いて、"あれ?"っと思う。 マスクをしてられないくらい息切れと動悸が激しい。 若い頃だったらダッシュしても何てことない距離なのに。 加齢のせいで体力まで低下していることを悟る。 情けないが仕方がない。 サッカーの三浦知良選手はぼくと変わらない歳なのに、まだ現役で活躍している。