【こんな映画が観たい①】『ル・プランスはなぜ消えたのか?』

この世には一生では見切れないほどのたくさんの映画がありますが、こんな映画もあったら観てみたいな、この人やこの事件取り上げたら面白いんじゃないかな、というのを勝手に妄想して書いてみます。

こんな映画が観たいシリーズ①

『ル・プランスはなぜ消えたのか?(仮題)』

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【概要】

「映画の父」といえば、エジソンかリュミエール兄弟。だが彼らより10年も前に映画を発明している男がいた。名前をルイ・エメ・オーギュスタン・ル・プランス。190センチある大柄で穏やかな男だ。

1890年9月。ル・プランスは発明した映画の一般向けのデモンストレーションのため、フランスのディジョンから列車でパリに旅立った。最終的にはアメリカでの発表も予定されていた。

だが人々が彼を待つ駅に、彼が現れることはなかった。

列車で謎の失踪を遂げたル・プランス。彼の体も荷物も見つかることはなかった。

それから約100年後、警察の記録の中から、ル・プランスと思しき溺死体の写真が見つかった。

彼が失踪し亡くなった理由は謎に包まれている。特許争いをしていたエジソンに暗殺された、自殺だった、自ら身を隠した、兄弟に殺されたなど様々な説が流れたが、本当のところは誰にもわからない。

幻の映画の父、実在したル・プランスをモデルにしたミステリー映画。

【あらすじ】

1891年。アメリカ。うだつのあがらない弁護士ジムの元に、美しい未亡人が訪ねてくる。未亡人の名前はエリザベス。

彼女はトーマス・エジソンが「キネトスコープ」を得意げに披露している新聞を見せると、「夫は彼に殺されました。彼を訴えたい」と、フランスで失踪した夫、ル・プランスについて語り始めるが……


(参考文献)
『消えた屍体 死と消失と発見の物語』

『エジソンに消された男―映画発明史の謎を追って』






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