見出し画像

今の私を形作ったモノ

サンタクロースっていつまで信じてました?僕は12歳までです。


この記事について

この記事はvivit_jcさん主催の企画、「どもがよ Advent Calendar 2021」の12月24日担当分となります。前日を担当されたowlさんの記事は以下のリンクから。

普通にガチアスリートでめちゃびっくりしたんですが……
インドア趣味はDiscordの会話の中でもそれとなく察することができたりするのですが、こういった側面はなかなか知る機会がないので新鮮でした。
僕はリングフィットアドベンチャーくらいしかやってはいませんが、運動はいいですよね。この歳になると「体が資本」がいかに含蓄のある言葉なのか完全に分からされてしまっているので、健康のためにも頑張ってまいりたい所存です。


時には昔の話を

いよいよ今年も残すところ一週間となりました。早いねー。
年の瀬ですので、2021年にあったことを振り返る記事を書こうかなとも思ったのですが、本年起こった最も大きな変化に関しては初回記事にて語ってしまっておりましたので、ここはひとつ自己紹介的な意味も込めつつ我が半生を振り返ってみようかなと思います。
とはいえ一般人の面白みも無い生き様をつらつら並べても冗長になるだけでしょうから、自分がこれまでの各タームにおいてハマっていた物事を列挙することでノスタルジーやらシンパシーやらを感じてもらえるような感じにしていこうかと。え?ジェネレーションギャップ?うるせぇ!
なんでもかんでも挙げているとキリがないので、今回は表題にもある通り、今現在の彩緋が趣味としているもののルーツとなったようなコンテンツに絞ってお話ししてまいります。
それではれっつごー。



~小学生

星のカービィシリーズ

僕のTVゲーム原体験は、幼稚園児の頃に友人宅でプレイした「星のカービィ 夢の泉の物語」です。こんなに面白い遊びがあるんか!とドはまりし、小学校入学時のお祝いにファミリーコンピューターと夢の泉を買って欲しいと親におねだりしました。
実際に買ってもらえたのはスーパーファミコンとスーパーマリオワールドだったのですが、ゲームのことをよく知らない親子をカモって在庫処分に走らず、「今後のことを考えたらこちらを買った方がいいですよ」とアドバイスしてくれたおもちゃ屋さんには今でも感謝しています。
その後もカービィ2・カービィボウル・スーパーデラックス・カービィ3とプレイした懐かしのシリーズです。

ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー

ヲタクの始まりその1。
小学5年生に上がるタイミングで引っ越しをしたのですが、転校先で仲良くなった友人が小学生にしてはサブカルに明るく、上記作品の他にも新世紀エヴァンゲリオンやらセガサターンのゲームやらを勧めてきたため、その後のオタク人生の基礎工事が着々と進行していった時期でした。
ビーストウォーズは特に終盤の展開が当時の自分にはハイコンテクスト過ぎて今一つ理解しきれないところはありましたが、変形するおもちゃを買ってもらったりと普通のロボットモノとして楽しんでいたようです。
みんなでOPテーマを歌ったなー。wow wow 争いは stop it。

すごいよ!マサルさん

ヲタクの始まりその2。
先ほどとは別の友人が強烈に勧めてきて、漫画全巻を読むとともに友人宅で深夜放送のアニメ版をVHSで(VHSで!!)録画したものを楽しんでいました。週刊少年ジャンプで連載していた割にはいわゆるシュールギャグ寄りの漫画ですが、小学生の謎感性にはヒットした模様。
この友人は他にも嘉門達夫氏の大ファンだったりと、先の友人とはまた違った形でアングラ趣味の下地を僕に縫い付けてきた主犯格の一人ですね。そのくせ現在では二人とも完全に脱ヲタしているので、ひどい裏切りですよホント。
この三人でつるむことは多く、早起きして小学生らしくドラえもんの映画を見に行ったりもしていました。


中学生

モンスター・コレクション(TCG)

この年齢になるとガッツリオタク趣味って感じになってきますね。
モンコレは初めてのめり込んだカードゲームで、なけなしのお小遣いをはたいてブースターパックやバラ売りカードを買い集めておりました。電車に乗って隣町のカードショップで大会に参加したのもめちゃくちゃ覚えてるなー。使用デッキはバードマンとゴブリンのハイブリッドでした。
アニメなんかのメディアミックスもされて盛り上がっていたのですが、だんだんとショップでの取り扱いが小さくなっていくのを見ているのは結構寂しかった記憶。その後、何回かリバイバルを試みてはいるものの、割とすぐに立ち消えになっちゃっているのも悲しい。いいゲームだと思うんですけどね。
なお友人曰く、仲間内の独自解釈ルールでむちゃくちゃやっていたところに参入してきた僕が、ルルブを読み込んで正しい遊び方をみんなにレクチャーしていたらしいです。当時から理屈っぽかったんやね……ハブにされなくて良かったね……

キノの旅

うん、やっぱり中学生の時点でどうしようもなくオタク全開ですね。
いわゆる "ラノベ" で初めて読んだのは『クリス・クロス 混沌の魔王』なのですが、シリーズものとして刊行されていたことからも本作品がラノベ熱を一気に高めてくれました。相当ハマっていたため、模写をしようとイラスト練習したり(三日坊主)、「キノの旅カルトクイズ」を自作して友人と解き合ったり(こいついっつもクイズしてんな)と、二次創作の真似事のようなことを楽しんでいました。
引っ越しにあたり処分してしまったような気がしますが、時折手に取りたくなる作品ですね。

ポケットモンスターシリーズ

人生で一番プレイしたゲームシリーズ。この後、高校・大学・社会人になってもずーっとプレイし続けてますが、本記事での記述はこの項目のみとしておきます。
アニメは見ていたものの、原作ゲームに手を出したのは周囲よりちょっと遅く、金/銀が出たあたりで赤/緑から追っかけ始めたって感じです。
……どうしよう、あまりにも生活に密着しすぎてるせいで、今さら何か言おうとしても具体的なワードが出てこないな……
一緒にいることが当たり前になっている、側にいると安心できる特別な存在です。これからもずっとよろしくね。



高校生

Kanon

初めてプレイしたノベルゲーム(婉曲表現)。
続編(?)のAIRともども部活の悪い先輩から貸してもらい、おんぼろスペックの自宅PCでカリカリやってました。作品としてのスケールや完成度はAIRの方が高いように思いますが、僕個人としてはKanonの方が好きですね。なぜなら美坂 栞がいるから。
サントラを求めてアニメイトへ買い物に行ったり、部室で『Eternal Fighter Zero』をプレイしたりと、よりオタクとしての高み(低み)へと足を踏み出す契機になった作品でした。
ちなみに、よく「葉鍵」と並列して語られますが、僕はleaf作品はやったことが無かったりします。

ラブひな・魔法先生ネギま!

僕が所属していた男子バレーボール部(そもそも男子校なので女バレは存在しない)は、運動部ながらオタク気質な奴が多い部活で、特にうちの代は部室に漫画をわんさか持ち込んでおりました。そして僕が持ち込んでいたのが、近く議員となるであろう赤松健先生の二作品。こういうハーレム物の漫画作品を嗜んだのはこれが初めてだったような記憶。
先述の通り男子校だったので周囲に女子がいない中、「お前、クラスの女子で誰が好きなん?」的な感じでネギまのお気に入りキャラを部員同士で語り合っておりました。いや今振り返るとだいぶ不健全だな。僕は本屋ちゃんやゆえきちが好きでした。
あとはネギ先生の女装でだいぶ性癖捻じ曲げられたのですが、それはまた別のお話。

クイズ

ふんわりと親しんでいた「クイズ」に競技制を感じてどっぷりハマっていったのはちょうどこの頃。
以前の記事で少し触れた「校内クイズ大会」は高校時代のもので、各クラスから代表二名を選出、何回かに分けた予選を実施し、決勝は文化祭のステージで行うそこそこ大きなイベントでした。相方にも恵まれて、二年次・三年次と二連覇を達成できたのが、クイズ分野での最初の成功体験ですね。まぁこの大会ではクイズ研究会は運営側に回っているため、しょせん井の中の蛙ではあったのですが……



大学生

東方project

結構レアな気もしますが、原作ゲームが最初の入り口。布教してくれた友人が心得た人間で、初心者はこれがクリアしやすかろうということで『東方妖々夢 〜 Perfect Cherry Blossom.』からのスタートでした。
難易度に四苦八苦し、BGMと演出に感動し、必死こいて撃破したラスボス:ゆゆ様こと西行寺幽々子は、人生で初めてフィギュアを買うほどにのめり込んだキャラクターでした。こうして書いてみると、吊り橋効果×単純接触効果の賜物なのかもしれません。

Phantom Magic Vision

東方projectに与えられた影響はかなり大きく、コミケに参加して同人誌・同人グッズを買ったりするようになりました。そんな中で出会ったのがこちらの同人カードゲーム。
久しぶりのカードゲームだったこと、友人との初対戦で手に取った初期デッキにゆゆ様が含まれていたこと、大学生特有の潤沢な時間と様々な要素が重なり、一番長く・熱心に続けた趣味だったように思います。大会にも頻繁に参加していたため顔馴染みも増え、彼らから布教されたコンテンツ(後述)が今でもメインの趣味となるなど、かなり大きなターニングポイントとなったゲームでした。
全カード保管してるけど、流石にそろそろ処分しようかしら……

ボードゲーム

Visionの大会後、遊び足りない参加者は会場に残ってVisionやそれ以外の遊びをしていたのですが、ショップの規定で電源ゲームは禁止。そこで盛んだったのがボードゲームでした。
初めてやったのはドミニオンで、デッキを構築しながら進行するというこれまでに無いゲーム性と、これ以外にも多種多様なボードゲームが存在するという情報に、まさに未知との遭遇レベルの衝撃を受けました。一緒にVisionを始めた友人グループにも早速布教して大流行、その面子で集まる機会には今でもボドゲが欠かせません。
後に会社同僚にも広め、社内で同好会が立ち上がる程度には人気だったのですが、コロナ禍の自粛の流れで自然消滅してしまいました。そろそろ再開してもいいんじゃなかろうか……

リアル脱出ゲーム

これまたVision経由の人脈から。今でも忘れられない初参加は、SCRAPの「終わらない学級会からの脱出」。時間ギリギリでギミックに気付いたチームメンバーからの指示で見事脱出を決めた際の脳汁湧出量は彩緋史上の最高記録を更新。あの時の快楽に今でも囚われたままの我が身です。
結婚披露宴の二次会でもSCRAPに依頼して余興公演をしてもらうなど、夫婦共通の趣味として長く楽しんでおります。

汝は人狼なりや?

ボードゲームに触れた流れ&当時入り浸っていた東邦有頂天(東方project×ブロントさんの二次創作)界隈でのブームが重なり、ネット人狼にドハマり。BBS形式ではなく、昼5分/夜3分程度の短時間スタイルでやってました。
ネットの仲間内でプレイするゲームにはMMOにも似た中毒性があり、一時期は昼となく夜となくゲーム募集や雑談掲示板に張り付くという大変よろしくない状態に。流石にこのままではアカン!と、就職活動に合わせてすっぱり足を洗いました。今ならもうちょい健全にお付き合いできる気がする。
プレイスタイルはなんとなーく無害な雰囲気で、狼側でも村側でも最終日近くまで残ることが多くありました。あとは潜伏霊能が好き。

天元突破グレンラガン

人狼から足を洗ったにもかかわらず就職活動が箸にも棒にもかからずどんよりしていた時期に、何となく見始めたアニメ。
力強く前に進み続けるキャラクター・真っ直ぐな人間賛歌のメッセージに単純ながら心打たれ、精神状態を持ち直す大きな助けになりました。アニメに救われることって、実際にあるんやで。
そういった個人的なバックグラウンドを抜きにしてもめちゃくちゃ良作なので、未試聴の方は是非とも観てほしいです。完全限定生産のCOMPLETE Blu-ray BOXを躊躇いなく買っちゃうくらいには名作。



社会人

バーチャルYoutuber

2017年末のムーブメントからのいわゆる「Vtuber四天王」の頃に存在を認知し、電脳少女シロさんを追っかけ始めました。最初はキズナアイさんのことをガチのAIだと勘違いしていた思い出。
生放送を主体とするVtuberが多い中、短時間動画の毎日投稿で頑張ってくれているシロちゃんの活動スタイルは自分の生活リズムにもマッチしていたのですが、コロナ禍を受けて投稿頻度が激減してしまったのは残念至極。反面、自分もコロナの影響からテレワーク主体の勤務体制になったため、雑談配信なんかは仕事中のBGMとして重宝しております。
シロちゃんから派生して.Live(どっとライブ)所属の方たちはよく見ているのですが、現在のメインストリームであるにじさんじ・ホロライブにはあまり詳しくないため、V視聴者と必ずしも話が合うわけでは無かったり。



おわりに

これら以外にも好きな作品はたくさんありますが、いろんな意味でターニングポイントになったコンテンツはこんなところでしょうか。こうして時系列に並べてみると、社会人になってからはあまり目新しいジャンルに手を出していないことが見える化されちゃってますね。よくないなー。
新しいコンテンツに手を出す力をインターネットスラングで「オタ筋」なんて呼びますが、身体の筋肉だけでなくオタ筋も衰えないように鍛えていかないと、過去作品のリメイクなんかしか摂取できなくなっちゃいますので気を付けていきたいところ。
自分が経験したことのないものに触れることを「怖い・面倒だ」ではなく「楽しい・新鮮だ」と捉えていたあの頃の感覚を忘れないよう、意識してアンテナ張っていこうと思います。

明日、12/25はいよいよアドベントカレンダー最終日。執筆者は発起人のvivit_jcさん、テーマは「どもがよサーバーを支える技術」とのことです。
どんな内容でラストを飾ってくださるのか、楽しみにしております。

それではまたー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?