見出し画像

誰もが尊重される世界




5月の中旬あたり、ゴールデンウィークが終わり。会社の繁忙期もやっと終わりを告げた頃、職場の2階の窓から快晴の空を見上げながらふと、「休みてぇ〜。」と無性に思った。久しぶりに有給でも取ろうと、思い切って5日間の休みを申請することにした。知らないうちに気を張っていたのか。用事がそこそこある日意外はほとんど何もしないで過ごしていた。

疲れていたんだなぁ。

春は物事が新しく始まり出す季節だ。環境が変わることでそこに適応しなければいけない疲れというのもあるが、今年はそういう受動的な変化というよりも。自分から何かことを起こしていこうとする能動的な変化で疲れを感じていたような気がする。五月病に陥る前に休みを取れて良かった。いや、少し陥ってた感もあるが…。

オレは会社の中で偉くなりたいとか、昇進したいとかいう欲が少ない方の人間だ。人よりも多くの役割を担っていたり、様々なポジションの仕事ができることにやりがいを感じることがない。見る人によってはやる気がないように思われるかも知れないが、こんな個性を持っている自分でも、会社のことが好きなのだ。

変わり者の多い会社だけど(自分も含む)、お互いの個性を尊重したいと望んでいる人も多くいるんじゃないかと思っている。自分を認めてほしいと思う欲がたまに顔を出して、相手を傷つけたり自分が傷ついたりすることもあるが。この人たちの個性が大切に扱われていって欲しいと願う自分もいるのだ。

誰もが尊重される世界

その温かな空気に触れたときの感覚を、今でも覚えている。自分だけではなく、誰しもが価値ある存在として大切にされる世界を見たとき、この世界をもっと拡げていきたい。自分でも作っていきたいと思った。同じように拡げていこうと考える人たちをオレは仲間だと思っている。そんな仲間が身近にいることに気づいたのだ。

だけど理想通りにはなかなか進まなくて、現実は厳しくもある。

でも、オレが見守っているから大丈夫だ、
一緒にこの世界を作って
拡げていこう


いつもサポートありがとうございます。