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次期PTA副会長選出説明会

来年度のPTA副会長選出のための説明会が地域の公民館で開催されました。この記事を書いている現副会長である私が来年会長になり、一緒に副会長としてやっていく方を選出するための説明会となります。

それぞれ5年生、4年生の保護者の方にお集まりいただき、時間を分けて説明会を行いました。今回はまだまだコロナ蔓延が続く中での開催となり、公民館での開催とZOOMでの開催、そしてリアルタイムで参加できない方のためにYouTube Liveを限定配信してという初めての試みを行いました。

準備

8月の頭に延期となってしまったイベント代替行事として急遽企画したオンラインで行ったプレーパークでZOOMとYouTube Liveを実施したこともあり、「なんとかできそう」という曖昧な自信をもとに、公民館でも同様の配信を決定。

オンラインでPTAのお祭り代替行事♪

しかしあとになってわかったことが、公民館にはインターネット回線がない!!

まさかと思ったのですが、いまの公民館ではインターネットは必要ないということでやめてしまったのだそう。ぐぬぬ。
というわけで回線の不安はあったものの、テザリングでの実施を決定。というかそれしか方法がない(笑)

加えて会長が急遽ZOOM参加になってしまい、自分がメインで取り仕切る必要がでてきてしまいました。でもやっぱり会長の存在感も出したかったので、当日朝になってこんなものを作成。

これは裏面から見たところ

これが何かというと、最終的にはこうなりました。

一応等身大。

「無駄」と言われればそれまでなのだけど、僕はこういった類の会議のピリピリした雰囲気がとても苦手で、少しでもやわらかくしたいという気持ちと、会場に来たかった(?)会長の思いを少しでも表現したいという思いで用意しました。

そしてもうひとりの女性副会長手作りのネームプレートにはくまおを添えて。ピリピリした雰囲気を少しでもほぐすエッセンスになれば。

くまお、頼んだぞ。

「役員になることで余計な仕事が増える」と考える人がほとんどの中、説明会は多くの人にとって気の重い場になってしまうことは想像に難くないので、ちょっとでもそんな雰囲気を崩したくて小ネタをいろいろとはさみました。

知らないことから生まれる恐怖心につい身構えてしまうけど、実はやってみると怖くないし、むしろ楽しんでいる自分もいる。100人いれば100人の違う考えを持った中でギャップを埋めるのは至難の業なのだけど、ちょっとでもそのわだかまりがなくなって、みんなで協力できる体制がつくれればいいなと思ったのでした。

5年生保護者説明会

そして5年生保護者への説明会。5年生は女性副会長の選出になります。

リアル参加とZOOM参加で実施

お互いはだいたい知っているので自己紹介は省き、簡単なストレッチをして場と気持ちをほぐしてからスタート。とにかく固い雰囲気で進めたくなかったんですよね。

そして三役それぞれの立場からのお話。

自分はざっくりと3点についてお話させていただきました。もっと詳しく説明しているので、これだと要点が伝わらない部分があるかもしれないけど長くなるのでカット。

・PTAがなぜ必要なのか
 先生たちは「人出不足」が叫ばれるようにただでさえ余力がない。仮に外部に専門部署をつくって対応しようとすると複数の担当人員が必要で、効率化の観点からきっと複数校を担当するようになるため、子どもたちに目が行き届くのは難しい。子どもたちと学校や地域をつなぎ、子どもたちの生活を守り、楽しい学校生活を送れるようにするには保護者が連携して対応することが必要。

・自分で仕事を始めて大変な時期に副会長になり、悲観していたが実際にやってみるとかなり楽しんでやっている。それぞれの得意分野で不得意なところをフォローしてやっていけばいいし、前年こうだったから今年もこうやらなくてはいけないということはないので、その年その年でやりやすいように変えていけばいいと思う。今回YouTube Live配信なども始めて挑戦し、この役をやったからこそ新しいことにも挑戦ができて自分の幅が広がったと感じている。子どもたちもより身近にみることができて良いこともある。

・意識しておいていただきたいのは「役員も同じ保護者」ということ。役員は誰もがプロ役員ではなく、初心者マークの役員。どうしても多数の意見が優先されがちなので自分の意見と違うこともでてくるかと思うが、少しでも大勢の意見が反映されるよう頑張っているので、ただ批判するのではなく一緒に解決策を考えて欲しい。


このあと事前に質問のあった「男性副会長」「女性副会長」という性別を限定しての選考はどうなのかという内容について。

・男女平等の観点から性別を限定しての選考はよくないが、まずその点が書かれている会則を変更する必要がある

・現状「男性」「女性」のくくりを無くしてしまうと、女性にさらにしわ寄せが行ってしまう可能性があり、それ以前に日常の学校絡みの行事や役員仕事をもっと男性側が積極的に参加する前提があってこその平等では?

とお話させていただきました。

実はZOOMのマイクの設定をミスり、ZOOM参加者には音声が聞こえにくいままでの実施となってしまいましたが、とりあえず書面のみでやるよりは内容のあるものになったのではないかと思います。

4年生保護者説明会

つづいて人を入れ替えて4年生の保護者へ向けての説明会。男性副会長選出に向けての説明会となります。コロナでほぼ3年間おやじの会なども実施できず、参観やその他学校に絡む行事ができなかったのでお互いを知らない人が多い実態。

「自己紹介」は必要、でも時間を極力短くしたいという難しい状況の中、名前のほかに「自分を漢字一文字で表したら」という紹介を追加。

リアル参加者のほか、ZOOM参加者の方にもやっていただきました。

聞いていてなかなか楽しかった。

実際にすすめてみると個人の個性が光ってとてもおもしろい自己紹介に。くすっとした笑いが漏れたり、およそカタい説明会からは程遠い状況になりました。こういった堅苦しい場のときにアイスブレイクを入れるのはアリですね。

その後同じように三役から説明をし、事前に聞いていた質疑応答もさせていただきました。

そこで追加の質問が。

そのうちの一つ、「会則があっても女性副会長が会長に立候補したいといったときはどうするのか」という質問。

「現状は規約があるので、規約の変更をしないと立候補できない」というお話をさせていただき、「どうしてもという要望があれば話し合い」という回答をさせていただいたのですが、「なんで何も変わっていないのか」と納得がいかないご様子。

ご意見は頂戴しつつも、ではどうやったらそれが会員に納得いく形で会則を変更し、平等が実現するのか具体的にお話をいただけなかったのが残念でした。

「自分の思いと違う結果になったときには、ただクレームを入れるのではなく、どうやったら解決できるのか一緒に考えて欲しい」

これはこの質問の前にお話させていただいたばかりでしたが伝わらなかった・・・。役員はみな「プロ役員」ではなく、それぞれが「初心者マークの役員」。いきなり役員になったからといって前年からの経緯や仕事をすべて理解しているわけではないし、ひとつひとつ調べながら、悩みながらやっている状態。役員と肩書はついていますが、もともとは同じ保護者なわけで、立場は一緒のはず。

批判は簡単。一緒に解決できるように意見を出し合って保護者同士連携していくことができれば建設的な話し合いができるのになあと考えさせられました。

さて、2日後は後期の運営を決めていく常任委員会。気持ちを切り替えて臨みます。

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