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そんなんでいいんじゃない?と言える自分になりたい

中嶋輝さんの著書に「自己肯定感の教科書」という本があります。

前々からネットニュースで記事は読んでいて、面白いなあ、本読みたいなぁと思いつつ、手にしたのはついこの間💦

素晴らしい本でした。

そこで分かったのは、私に足りてないのは、どうやら自己肯定感じゃなくて、自己受容感だったこと。

今日はそれについて。


自己肯定感を構成する6要素

自己肯定感の教科書で提示していたのは、自己肯定感は下記の

・自尊感情
・自己受容感
・自己効力感
・自己信頼感
・自己決定感
・自己有用感

の6つで構成されていることです。

巻頭のチェックリストによって、自分は何が弱いのかを判定できます。

そこで私は自己受容感が低いと分かりました。

自己受容感。あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、要はありのままの自分を受け入れる力。

失敗しようが何だろうが、あなたはあなたのまま。

分かってるつもりですが、どうも自分を厳しく判断する癖があり、やることなすこと認められないのです


自己受容感のなさが招く辛さ

では、自己受容感が低いと、どうなるのでしょう。私の症状を書きます。

まず、とにかく自分に厳しいです。
出来たことは褒めません。
やれる事が当たり前で、できて当然と思ってます。

だから誰かに何かをやってみせたり、こんな事やったよと伝えたとき、「これ、すごいじゃん!」と言われても「え?そうですか?」と思ってます。

むしろ、「いや、そんな褒められても困るんですが」と、冷めた心境です。

と思えば、ある日突然承認欲求が異常なまでに高まり、
「なんでこんなに頑張ってるのに誰も見てくれないんだ!!!」
と怒りが込み上げてきて、自分の劣等感が抑えきれなくなります。

大体それは数ヶ月周期に起こり、自暴自棄になることさえあります。

ちょうどそれが今。
少しずつ収まりつつありますが、先週あたりがピークでした。

いやはやキツい。
何度物をぶん殴ったり蹴飛ばしたことか。
それくらい、認められない、認めてくれない、この世界全てが嫌になるのです。

そんな自分を、これまで何度も治そう、取り戻そうとトライして来ましたが、

一言!

自己受容感を取り戻すのは並大抵じゃない

これだけ長く心理学やら色々読んで改善を図っても、治せないし、治らないし、取り戻せない自己受容感。

これでもつまづきによる落ち込みは昔よりは減りましたが、どこかでスイッチ一つ入ると、ドンヨリとした表情になり、自分なんて…と責め出します。

何かを達成しても(そんなの当たり前のことじゃん)と、頑張りを認めようともしない。
そして落ち込むと報われてないと嘆く…

このループが毎年繰り返されてます。


その背景には、認められてこなかった過去があります。

子どもの頃は、常に一人でした。

親からも褒められないし、学校でもそんなに褒められるようなことをしない後手後手な性格でしたから、褒められた記憶がない。

逆に出来ないことに対する叱責の方が強く残り、それが結果的に自己否定と自己肯定感を下げた…

だから
專門時代、学校で初めての功績を残しても、大学時代、卒論が優秀論文に選ばれても、嬉しいというより、なんで?と思っていました。

つまり
過去に褒められた経験が少なく、できない自分に対する強い劣等感が、このようなひねくれた性格を生んだのだと推測しています。


自分の弱さも強さも受け入れてくれる人と関わろう

これは難しいところですが、一人でもこうした人がいてくれたら、どんなに心強いか。

そう思う人はいると思います。
少なくとも私はそう思います。

私、プリキュアが大好きで、第1作から見続けています。

その中で多く見られるのが、主人公だろうとサブだろうと、仲間が迷ったり挫折したりしたとき、「○○は、○○のままでいいんだよ」という全肯定の言葉。

こんな人、ホントにいるの???と思ってしまいますが、本当にそんな人がいるのなら、なんて世界は優しいんだ!!!と感じますし、私のこの屈折した性格も、もう少し良くなっていたような気がします(^_^;)

今からでも可能なら、自分の弱さも強さも受け入れてくれる人と、ぜひ!関わりを作ってほしい。
一人でもいれば、きっとあなたの強い味方になることでしょう。


最悪、自分が演じてあげればいい

とは言っても、これはなかなか深い話。

そう簡単に、見つからないですよね。特に大人だと。

ならば!自分で言ってあげるんです。

辛くなったら「まあ、そんなんでいいんじゃない?」って

誰にも言ってもらえないなら、心の中で言えばいいんです。

でも自分で自分を肯定するのってちょっと恥ずかしいですよね・・

実は自分じゃない誰かを思い浮かべて、その人に喋ってもらうのって、結構効果があったりするみたいです。

私なら、プリキュアの誰か、ですかね。
その時言ってたセリフをそのまま借りたり、自分で納得する言い方に変えたり。

他にも、尊敬する人とか、身近で仲良くしている人を思い浮かべて言ってもらう、なんてやり方もあるそうです。

言われてみて、「あ、なんか嬉しい」とか「勇気もらえてる気がする」と感じられる人(キャラ)に心の中で言ってもらいましょう。

繰り返せばきっと自己受容感は育っていくと思います(と信じてます)。


とにかく自己受容感というのは、プライベートにおいても仕事においても結構重要な位置を占めているように感じます。

だからここが低いと、あっという間に自分を嫌いになり、メンタル系の病にかかってしまう可能性もあります。

まずは自分が全く無駄な人間ではないことだけは忘れない。
たまたま今の環境で上手く行けてないだけです。

捉え方を変えましょう。
捉え方一つできっと心は軽くなるはずです。

自分にとって最適な解決策を見つけてくださいね。私も頑張ります!!


今回の参考記事はこちら。紹介されてる本もおすすめです!

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