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何も無いところで盛大にコケて血まみれ&携帯がぶっ壊れたけど、優しい人に助けられた話

こんばんは。坂木です!
突然ラノベのようなタイトルで始まりましたが
タイトルの通り、人の優しさに助けられつつ
いろいろと見つめ直す機会になったので
雑記として時系列順に書き残そうと思います。

※タイトルの通りちょっと痛い話が
 出てくるので苦手な方はお気をつけを...!

2/6(土)
幸先の悪い1日のはじまり

前々から楽しみにしてた友人とのランチの日
お店の予約は12:30で事前準備はバッチリ!
...のはすが、連日の激務疲れで寝坊
今思えば、本当に幸先の悪い
1日の始まりだった。

11:30
駐輪場に到着

予定より30分遅れたが、元々余裕を持って
動くつもりだったので予約の時間には
じゅうぶん間に合う時間。
うんうん、よかった!

そして駅向かう途中、唐突にコケた

?????

何もないところで盛大に

今、何が起こった...???

とりあえず吹っ飛んだメガネを拾う
あと、スマホも吹っ飛んだので拾う
バッグの中身もぶちまけたので拾う
何故か冷静に服が破れてないか確認
そして立ち上がる(ここまで僅か数秒

体のいろんなとこが痛い...
買ったばかりの携帯はバッキバキだし、
手から、めっちゃ血が出てる...

11:40
手首を握りしめながら薬局に駆け込む

あまりにも血の勢いが凄すぎて
電車に乗るどころではなくなったので
とりあえず薬局へ。

商品選ぶ前にレジの人に助けを求めたら
「いくらでも使ってください」
と、ボックスティッシュを持ってきてくれた。
優しい...

痛みもどんどんひどくなって、財布を
開くことすらできずレジにめちゃくちゃ
時間がかかるも、店員さんに助けてもらって
なんとか会計終了。

最寄りのトイレに駆け込み、
激痛に耐えながら傷口を洗う...
想像を絶するほど痛い...
そして、キズパワーパッドを貼りまくる。

12:00
次は携帯の確認

...何をしても動かない。
厳密に言うとサイドのボタンは反応するけど
タッチパネルが死んでる様子...

ピロン♪
通知欄に表示される、LINEの通知
中身は見えないけど私にはわかる
絶対友人だ。

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きっと、電車乗れた?とか先に(駅から)お店に
向かってるね〜とか送ってくれてるはず。

とりあえず、まずは最寄りの
携帯ショップに行ってみる。

「携帯が動かなくなってしまって、
待ち合わせをしている友人に連絡が出来なくて
困っています。助けていただけませんか?
電話かパソコンか、何か連絡が取れる
機器を貸していただけませんか?」

友人の携帯番号なんて覚えてないので、
PCを借りてSNSにログインして連絡するか
待ち合わせ先のお店の番号を調べて
そこに電話をかける作戦だ。

...当然ながら、対応は断られてしまう。
そりゃあiPhoneなんだからAppleさんに
持って行ってくださいってなるよね。

12:30
いろんなお店で片っ端から
助けを求めてみる

パン屋さん
本屋さん
雑貨屋さん
お花屋さん
洋服屋さん
駅の窓口

...全滅。絶望。
たしかに何処の馬の骨かわからない
一般人に店舗で使ってるPCとかを貸す訳には
いかないだろう...店員さんの対応は正しい。

ピロン♪ピロン♪
再びLINEの通知
絶対友人だ...だってもうお店の予約の
時間だもの。きっと、先に入るよ??とか
そんな内容だろう。

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12:40
最終手段で交番へ向かう

ドアに手をかけようとした時、
中に居た警察のお兄さんと目が合ったが、
私はそのドアを開けることが出来なかった。

何故なら、中でおじいちゃんが暴れてたから

何を話しているかは外からだと分からないけど
身振り手振りで何かに対して怒っている様子が
ひしひしと伝わる...

お兄さんの目からも、少し待ってくださいね
って言うのが伝わってくる...

...

...

...

5分経過。
おじいちゃんの怒り、収まらず。 

12:50
運命の出会い

もうダメだ...家に帰ってPCから
友人に連絡するしかない...そう思った時
ふと近くのバス停に佇む女性が目に付いた。

なんの根拠もないけど、"いける"
そう思って、声をかけてみた。

「あの...突然お声掛けしてしまってすみません。
携帯が動かなくなってしまって...(以下略)」

事情を説明すると、なんと間髪入れずに

「それは大変ですね、どうすればいいですか?
お友達の電話番号わかりますか?」

「えっ...」

自分から助けを求めたくせに
助けてもらえることにびっくりする私。
(いろんな人に断られ続けて心が挫けそう
だったのでこの時点で泣きそうだった)

連絡先を覚えてない旨を伝えると

「そうですよね!今どき覚えてないですよね...」

と、励ましてくれた...優しい...
お店の名前を伝えると直ぐに検索して
電話をかけてくれる女性

「あっ、コールしてますね!どうぞ」

なんの躊躇もなく携帯を手渡してくれた。

友人が電話に出る。
簡単に経緯を説明して、

「ほんとにごめんね...とりあえず
このまま向かうからそのお店で待ってて」

と伝えると、特に怒る様子もなく、最後に

「むしろ、こっちも急かした感じに
なっちゃってごめんね」

...いや、咄嗟にその言葉が出てくるなんて
優しさの化身か???

とりあえず電話を切って、女性に
携帯を返しつつ、電話代をお支払いしますと
財布を取り出すと

「いや、いらないですよ!
お友達とご飯なんでしょ?
私も子供とご飯食べに行ったりするし
楽しみな気持ちわかるから、気にせずに
早く行って!行って!」

何度も頭を下げてお礼を伝えて、
駅へ向かう。
本当に奇跡のような出会いだった...

...ちょっと泣いた。

13:15
その後

数年ぶりに現金で切符を買い
駅員さんに乗り換えを聞いて
なんとか、頭の中の地図を頼りに友人と合流。

その日のカフェ後の予定を全部変更して
AppleStoreに付き合ってくれた友人...
本当にありがとう...!

そして、名前も知らない女性
本当に本当にありがとうございました...!

そして3ヶ月後...

仕事の合間にちょっっっとずつ書いていて
ようやくこの雑記が日の目を見そうな今日。
このご時世で病院に行こうにも行きづらく
ずっとキズパワーパッドにお世話になって
ようやく傷跡と打撲跡が消えてきました...

PCは仕事で必ず使うので痛みに
耐えながらの1週間
そこから比較的スムーズに
操作できるようになるまでさらに1週間

手をダイレクトに使う水周りのこと
例えば料理洗濯お風呂がまともに
できるようになるまで1ヶ月かかりました...

2ヶ月経つ頃にはさすがに痛みはなくなって
あとは皮膚の再生を待つのみという感じでした。

今となっては、普通に病院に行った方がいい
レベルの大怪我だったのでは...?
と、思っていますが、とりあえず元気なので
良しとしましょう。

まとめ

・いざと言う時のコミュ力まじで大事
・生活の全てを携帯に頼るな
・時間と心に余裕を持った行動を
・睡眠時間は何がなんでも確保
・足腰は日頃から鍛えるべし
・キズパワーパッドは値段以上の優秀アイテム

おしまい。

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