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「砂の夢」の裏面

前回「砂の夢」。廃墟となった海の家のフロント部分のみを撮影し、その日を終えた。構造物のバック部分は、Summilux-M 1:1.4/50 ASPH. と、同じ焦点距離のオールドレンズで撮影することで、レンズ自体が持つ時間軸が「Dream of sand」の物語に新たな次元を見せてくれると感じたからだ。

描いていた光が降り注ぐ。Summarit 50mm/f1.5をleica M10-Pに装着し、砂たちが生成するホログラムを夢中に追いかけた。

Summarit 50mm/f1.5は製造より60年ほど経過しているオールドレンズ。F1.5開放時のソフトフォーカスレンズのような独特の描写が有名だが、絞って得られる柔らかで憧憬な味わいは、素晴らしい。

フロントのSummilux-M 1:1.4/50 ASPH.
バックのSummarit 50mm/f1.5

の描写対比も合わせて楽しんでいただければ。

最新更新版「Dream of sand」は下記よりhttps://note.mu/s_of_nostalgia/n/ncc86deb5d5a4


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