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脚の筋肉痛の様な痛みが緩和した方法 ~医者から原因不明と言われて

みなさん、こんにちは。のぶのぶです。
私はここ3年間程、脚の痛みに悩まされて来ました。
今回はそれが緩和するまでにいたった経緯を書いていこうと思います。

私の脚が痛み出したのは3年ぐらい前のことでした。
脚が痛み出したことに気が付いたのは職場です。
私の職場はビルフロアの角部屋で、壁全面が下から上まで窓です。
一応お洒落オフィスなので見晴らしとかは最高なのですが、デメリットも
勿論あります。それは夏は灼熱で、冬は極寒という環境です。要はエアコンが効きにくいということなのです。

ガラスの壁….
ドラマとかではとてもお洒落なイメージがありますが、環境的には最悪です。ガラスは熱を持ちやすく、夏になるとビニールハウス効果とでもいうのでしょうか、とにかく暑いです。熱が籠ります。PCが7台程稼働しているのでPCの放熱も加わって夏は灼熱地獄になります。
冬になると、そのガラスの壁が冷却版の様な機能を持ち、とにかく部屋の熱を外に逃がします。その為、とても寒くなります。とても寒いので、ヒート・テックを上下セット着こんで、更にダウンジャケットを着こんで仕事をしていました。オフィスにいるのに屋外で仕事をしているのと全く変わりません。そんな環境で私の脚は徐々に痛みを蓄えていったのでした。

脚の痛みが中々消えない。消えないどころか起きている限り痛いと思うようになったのは冬です。何時までたっても脚が冷たいなと感じるようになりました。実際に足を触ってみるととても冷たいです。まるで血液が通っていないのではないかと思う程です。暫くは様子をみることにしました。冬が過ぎれば、職場も暖まってくるだろうし、脚の冷えも解消するだろうと気楽に考えていました。然し、春になり、夏になっても一向に足の冷えは解消せず、むしろ悪化していきました。
通勤時間は苦痛以外の何物でもありません。脚が耐えず切断されたかのような痛みにさらされます。その内、座っていても絶えず脚が痛くなりました。
この頃から「病院に行かないとマズいな」と思うようになりました。

当たり前ですが、骨折はしていません。
脚自体の変色は無かったので、筋肉・血管も問題は無さそう。
とすると残りは「神経」かと推測していきました。両足の膝から下がとても痛かったので腰あたりで神経が圧迫されているのではないかと思うようになりました。

先ずは個人の整形外科クリックの医者に相談してみました。
両足のレントゲンを撮ってもらいましたが、骨は異常なしという御墨付きを得て総合病院への紹介状を書いてもらいました。
そして地域の総合病院を訪ねます。総合病院の整形外科系の診療科目を受診し、人生初のMRIを経験しました。そしてその結果をワクワクしながら待ちました。結果、「とくに異状は確認できません」という言葉を貰いました。
最初の感想は「へ?」です。異常があるから激痛が走るのだろうが!と心の中で憤りを感じました。その心情を丁寧な言葉に変換して医者に疑問をぶつけました。
「骨も筋肉にも異常がなく、血管にも異常がないようです。そして神経も圧迫されていないとなると原因は何ですか?」
「原因は分かりません」
原因不明…..医者から「原因不明です」という言葉を貰ったのは人生初でした。あぁ、人生初の原因不明の病を患うようになってしまったのかと思いました。
「原因不明の脚の痛みって多いんですよね。同じ様に脚の痛みを訴える患者さんは少なくないですけどその内患者さんは病院に来なくなりますね。一応痛み止めの薬を処方しておきますね」
と説明は続き、病院を後にしました。病院近くの薬局で貰った薬をGoogleで調べてみると、どうやら中枢神経系に直接作用する強力な痛み止めだったので飲むのが怖くなり、飲まずに捨てました。

その後の私がとった行動は「放置」でした。
やることはやったので、まぁ時間はかかるけれでもその内治るだろうと思うようにしました。然し、来る日も来る日も脚の痛みはおさまりません。
お風呂に入って入念にマッサージ、Netflixを観ているときも入念にマッサージしても痛みは全く治まりませんでした。

私の脚の痛みの特徴として、朝起きた直後は全く痛みを感じないのです。
起きて30分程活動すると痛みが復活してきます。とにかく寝ると脚の痛みが
治まるのです。なので寝ている間は、腰への重力負荷が軽減されるので神経圧迫が解放されるのでないかと思い、腰のMRIを撮影した次第です。
ですが、特に神経が圧迫されている様子はないそうです。

脚の痛みに耐えて3年が経過しました。
同僚の女の子に自分の脚の窮状を話してみたところ、もう一度病院に行った方が良いということになりました。そして再度病院に行くことを決意します。最初は直接総合病院に行きましたが、相談窓口の看護師さんに相談したところ、時間も経っていることだし、再度最初の整形外科クリニックを受診するようにいわれ、最初の整形外科を受診することにしました。結果はまた
異常なしです。
「レントゲンで観る限り、脚の骨は綺麗なもんで全く問題ないですよ。おそらくどこかの腱が炎症を起こしているのでないかと思うんですよね」
また原因不明かよと思い、病院を後にしました。

その夜、何気にアキレス腱を伸ばす運動を片足づつ20回やってみました。
それに加えてラジオ体操の脚の屈伸運動をやってみました。深い屈伸運動も
やってみました。そして何を期待するのでもなくそのまま寝ました。
そして次の朝、いつも通りに起きて、仕事の準備をしていました。
その内にある異変に気付きました「あれ、脚の痛みがあんまりないな」
いつもならあの罪のような痛みが襲ってくるはずなのに。そしてその日はおかしいと思いながらも、そつなく仕事をこなし、自宅に帰ってきました。
ベッドに入る頃には痛みのレベルも元に戻っていて、痛みが引いたのは一時的なものかと思いそのまま寝ました。
次の朝、特に何の考えもあったわけではないのですが、アキレス腱を伸ばす運動と屈伸運動をやって朝の支度をしました。そうすると暫くたってもあの
地獄のような激痛が襲ってこないことに気が付きました。そしてそれからというもの就寝前と、昼間は5分ぐらい時間を取れた時は欠かさずその神様が授けてくれた運動をするようになりました。

アキレス腱を伸ばす運動と屈伸運動をするようになって一か月程経ちますが
大分痛みは緩和されました。今では少し痛むかなと思う時に軽くもみほぐしをすれば十分なくらいになりました。これは全くの盲点でした。Googleで調べても詳しい情報は出てこなかったのですが、脚の運動系の「筋」を伸縮することにより、何らかの不具合が解消されたのでしょう。思えばアキレス腱を伸ばす運動などここ10年ぐらいやっていませんでした。

人間の身体ってのは実に不思議です。
動物なので動くことが前提の設計になっていることは間違いがないでしょう。ランニングやスイミングで全身の動かす運動の他、身体の「筋」を伸ばすことも定期的にやっておいた方がよいでしょう。

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