原価120円45首

2024.05.12


きょうは、妻がメトロック大阪遠征から帰宅。とても楽しかったようで、来年は僕も参加することになりそう。

猫と生活

表紙もつけて、封入も完了。1冊余っていた赤いノートに45首書いて、見本まで作ってしまった。
売り切れますように……。

ちなみにWebカタログでの『猫と生活』(二十周年記念版)の説明が下記。

総手書きノート短歌集『猫と生活』(二十周年記念版)は、今年で短歌を作り始めてちょうど20年になることを記念して作成した短歌集。
無印良品のノート(120円)に、この20年で作った短歌をランダムに手書きしたノート短歌集です。

短歌集を「それらしく」作ることに、少し気恥ずかしさを感じ始め、「文学フリマで手売りするくらいの数であれば印刷するまでもないのでは?」という考えに思い至って、ノートに手書きする形をとりました。1冊45首全15冊で675首の短歌が収録されています。おひとりさま1冊限りなので、どんな短歌が収録されている冊子になるのかは、運次第。

また「それらしく」作ることでオブラートに包まれてしまう「短歌自体の値段」にも思いを馳せて、今回は「定価」という便宜上の値段をつけずに、ご購入されるかたに「仁尾智の短歌45首の価値」を決めていただこうと思いました。

原価120円45首で値段はお客さま次第です

文学フリマ東京38

5/19(日)の文学フリマ東京38のための準備に追われた。上記『猫と生活』は作り終わった。

お品書きの画像を作成。

Webカタログを更新。

短歌カードを確認。(短歌カードは、入れておくトレイというかカゴというか、みたいなのを追加で購入しなくてはいけない気がする)

既刊本にサイン入れ。

その他諸々の小物などとともに梱包して、宅配便の手配まで完了。

明日午前中に発送して、完了。

新刊は当日20冊持ち込むつもり。

売れなければ、『三十一筆箋』シリーズの増刷が滞る、という自転車操業。

今回から文学フリマ東京は入場料が必要になるらしいんだけど、ぜひもろもろお買い上げいただけるとうれしいです。あまり人里に出て行かない猫歌人を眺めにきていただければ。

噛み癖

昨晩は、妻が不在だったせいか、てんが何度も机の上のマウスを落としたり、僕の鼻を噛んだり、前足でほっぺたやおでこを引っ掻いたり、とにかく全然眠れなかった。

胸の上に乗ってきたから、撫でてあげていたら、喉を鳴らしていたくせに突然本気で噛まれて、めちゃくちゃ痛かった。いま、左手の甲が見た目でわかる程度に腫れていて、左手を強く握ることができないくらい。こういうとき「猫もやはり獣だな」と思う。
それにしても今も痛いというか違和感があるんだけど、この痛みが犬歯による噛み傷の痛みなのか、そうではなく噛む力による打撲のような痛みなのか、自分でもよくわからない。

ちょっと不便なので、早く腫れが引きますように。


そんなそんな。