授受

2024.02.12


きょうは、組長のお仕事で能登半島地震災害の義援金を集金しに各戸を回った。誰かの家に行って、直接話すことのハードルの高さよ。これだけで気持ち的にはもう一日の仕事が終わったような感じの疲労感。

仁尾みくじアタリ

きょう、5人目の仁尾みくじアタリのかたへ、リクエスト短歌を発送した。お気持ちにそえていればいいのだけれど、今回は結構僕の短歌になってしまった。

カレイの煮付け

きょうの晩ごはんはカレイの煮付けを作った。
塩を振って、しばらく置いてからキッチンペーパーで出た水気を拭いて、その後一度霜降りして冷水で洗ってから煮付ける、という割と丁寧なレシピだった。

少し形が崩れたけれど、味はとても美味しかった。そんなに舌が肥えているわけでもないので、細かい味の違いなんてわからんだろう? って思っている派なんだけど、なんか「もしかして丁寧に作ると、ざっくり作るよりも実際に美味しくなるのでは?」と思い始めている。

ねこひげケース

紀伊國屋書店梅田本店の「ねこフェア2024」で「ねこひげケース」が置かれている。とてもうれしいが、併せて『猫のいる家に帰りたい』も置いてもらいたい……。

時間の授受

今年に入って、妻が出勤する日には、僕がお弁当を作ることにした。(ときどきは妻が作るけれど、基本は僕が作る、くらいの感じ)

最初は段取りも、かかる時間もよくわからなくて、まごまごしていたけれど、最近はずいぶん慣れてきて「弁当を作ること」自体の労力にストレスは感じない。ほんと、猫にご飯をあげるのと同じくらいのテンション。
朝早く起きるのだけがちょっと億劫だけど、別に弁当を作ったあと、また寝ても誰にも怒られないんだから。

……みたいな話を妻にした。

そしたら妻は「そうそう、あたしもお弁当を作るのは別に全然苦じゃないから、わざわざ朝起きてもらって作ってもらうほどじゃないよな……と思って自分で作ってたんだけど、いざやってもらってみると、お弁当を作る手間が云々というよりは、朝、今までより30分くらい時間の余裕ができることが、すごくありがたいよ」と言う。

なるほど。
これはつまり「弁当を作る」という作業的な労力ではなく「朝の時間」の授受が行われている、ということだ、と思った。当たり前といえば当たり前なんだけど、やってみないとピンと来ないことだったので、やってみてよかった。

そして、あしたも妻の出勤日なのでお弁当だ。8枚切りの食パンが一斤あるので、サンドイッチで。

エッセイ

自分もエッセイを書くのだけれど、誰かのエッセイを読むと「俺のエッセイは、エッセイなのだろうか?」と思うほど、別物に見えてしまう。

誰かが、猫と暮らし始めるお話は、例外なく、よい。

そんなそんな。