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19年
2023.03.13
寒い。妻は毎年この時期になると「そうは言っても三寒四温だからね」と覚えたての言葉を使いたい子供のように言うのだけれど、今年は「今年は、なんか、あれだよね。三寒四温というより二寒六温だよね」と言っている。その「二寒」がきょうとあしたということか。
なるほど
島にきて最初にしんどいと思ったのは、何かがない、ことではなく、目的なく行ける場所がない、ということだった。
— ちぢき📖こりおり/島の本屋と珈琲屋と宿 (@coriolisbooks) March 12, 2023
ないことに慣れた地元の人も、外から来る人も、そういう場は必要では?と思って本屋をやっている。本屋にはきっとその可能性がある。
もっとぶらぶらきてもらうにはどうしたらいいかな。 https://t.co/XXBtSkoLYD
これは、特に身に覚えがあるわけじゃないけれど、なるほどな……と思った。「目的なく行ける場所」か。
関係なさそうで、関係あるかも知れないけれど、我が家にはずっと猫が複数匹いて、いることが当たり前で、ときどき「いや、違う! 大多数の家には猫なんていないんだ!」って、ちょっとハッとする。「そうか……この生き物が暮らしに存在することは、全然普通じゃないのか……みんな、タフだな……」って、ちょっと愕然とする。
書いてみて、やっぱりあんまり関係なかったな、と思った。ごめん。
できること
こういう特集で、誰かの原稿の中で名前くらい出るようになりたい。
— 仁尾智(におさとる)2023年3月仁尾智猫短歌集『いまから猫のはなしをします』刊行 (@s_nio) March 12, 2023
あと漫画「本を売る技術」がおもしろかった。いまだに本の流通のしくみがよくわかっていない。 pic.twitter.com/fDAG6dyfbk
きのう、こんな物欲しそうなことを書いてしまったけれど、別に不遇感から発しているわけでは全然なくて「もっとがんばろう」みたいな気持ちで、しかも「がんばる」と言っても結局できることは「よい作品を作って、然るべき場所に置く」ことしかないから、やることは特に変わらない。
あと四日
3/17発売。
— 仁尾智(におさとる)2023年3月仁尾智猫短歌集『いまから猫のはなしをします』刊行 (@s_nio) February 23, 2023
予約受付中!
仁尾智猫短歌集 いまから猫のはなしをします https://t.co/FqkdDeKUv9 #Amazon @Amazonより
発売まであと四日。
考えてみると、短歌を作り始めたのが2004年4月なので、19年目にして世に問う「第一歌集」と言うこともできる。19年か……。何かすごい大事業みたいだ。
きのう、先人になれそうもない、って書いたけど、例えばこの短歌集が版元の想像以上に売れたら「あ、短歌集って、案外売れるんだ……」と思ってもらえて(……というか、実績になって)次から短歌の本の企画が通りやすくなったりする、ということだって、なくはない。ただし、その逆も、大いになくはない。
もうすぐキャンペーンも始まります。
みんな買って!
NENOi
【展示をします!】
— 小泉さよ (@sayokoizumi) March 13, 2023
岸波龍さん(@kishinami8 )との
NENOiさん(@_nenoi_ )での展示、
明日搬入して、いよいよ明後日15日から
始まります!
31日に閉店されるNENOiさんの
グランドフィナーレを飾ることができたら
うれしいです!
ぜひ、お運びください〜!🙌✨ pic.twitter.com/S2xotO3wEs
結局NENOiさんには、お邪魔できないままだったので、閉店前に一度お伺いしようと思っている。
AI
AIの創作物を思うとき、いつも「将来すごく技術が発達したとして、操縦士のいない無人の飛行機に乗ることができるだろうか」「いや、できない」みたいなことを考える。
背後に「(負うべき)人の存在」がある前提だから安心して身を委ねられる、ということは飛行機ではなくて、創作物でも同じのような気がしている。
そんなそんな。