1,273.6円

2024.05.20


きょうは、さすがに疲れていた。

それでも献本の発送は概ね終わった。
あとはあした何件か発送して、僕のほうから発送する献本は無事に終了。版元からの献本分もたぶんもうすぐ送られるのでは。

文学フリマ東京

昨日の文学フリマ東京の赤裸々な売り上げ報告といくか。

まずは……投げ銭方式で販売した『猫と生活』(二十周年版)15冊の売り上げは……。



ジャジャン!



19,104円!

1冊あたり1,273.6円という結果になりました。お客さん側も試されるというか、考えなければならない商品にお付き合いいただいてありがとうございました!

そして、総売り上げはというと……。




ジャジャン!




80,924円!

まあ、なんかこれくらいが限界である気がするよ。これで『三十一筆箋』の増刷費用もなんとかなりそう。

それはそうと、ずっと歌集『ラストイヤー』(脇川飛鳥)のことを考えてしまう。

この歌集、短歌界で「事件」として取り上げられないとおかしい傑作だと思っていて、ちゃんと事件になるといいな、と思っている。なってくれないと嫌だな、とも思っている。おもしろくて素晴らしいものが正しく評価される世界で生きていきたい。

出版社から商業出版の依頼も来るだろうし、来ないと嘘だと思うんだけど、一方で、今の自費出版の形がとてもしっくりきているように見えて、本人でもないのに悩ましい。

「かんたん短歌」の先輩格の人たち(『かんたん短歌の作り方』で活躍されていた人たち)への「あこがれ補正」みたいなのも少しあるのかもしれないけど、それを差し引いてもすばらしい歌集。入手できるならしとけ。

Amazon

新刊を作るたびに、一応Amazonで1冊予約してみている。予約していた『また猫と 猫の挽歌集』がきょう届いた。

つまり、そろそろAmazonで買ってくれた人たちにも届き始めているということだ。
そわそわするけれど、だからといってできることはあまりない。

約10年ぶりに妻が車を買い替えた。

「新車、楽しみ?」と聞いてみると「楽しみというより、今の車とお別れになるのが寂しいほうが強い」という。

車って、やはり「いつも一緒にいる」みたいな感じがあって、ちょっと「人格を持つ」というか「愛着が湧く」というか、なんかそういう対象なのだな……と思った。

ギャップ

ドラマは観るけれど、録画やTverで観るからCMはまったく観なくなった。

先日、広瀬すずがビールのCMに出演しているのをたまたま見かけて、なんか妙な感じになった。
僕の中で広瀬すずは「ちはやふる」とか「海街ダイアリー」とかで止まっているから、アルコールとの相性がすごく悪い感じ。違和感が強い。

そんなそんな。