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ダメな人

2023.07.19

きょうは、過ごしやすいはずだったのに、十分暑かった。

継続は力?

きのう、すごく突然腑に落ちたことがあるので書きます。

僕はよく自分のことを「意味のないことを継続する力がある」と書いたりする。

例えばツイッターでのネコタツ(コタツで眠る猫を毎朝撮影してアップするだけのコンテンツ)は10年以上続いているし、この日記もなんだかんだでもう1年半くらいは毎日続けている。ポッドキャスト番組「僕たちだけがおもしろい」も(僕のわがままで辞めてしまったけれど)15年くらい継続していたし、短歌は来年で20周年である。

一方で、例えばベトナム旅行に行き始めてから「言葉がわかったほうがおもしろいに決まっている」と始めたベトナム語の習得は、全然続かなかった。

この差異はなんだろう? と考えていて、気づいたのだ。
たぶん「上達することは、長続きしない」のだ。
語学のように上達したり、目標があったり、習熟度みたいなものがあったり、巧拙があったりすることは、ダメなのだ。

なぜか。

ベトナム語検定を受けてみたり、現地で少し話してみたりしても、あまり点数を取れなかったり、上達を実感できなかったりして嫌になってしまうのだ。

要するに「自意識」が邪魔をするのだと思う。プライドみたいなことだ。

「短歌は?」と思うけど「実は短歌って上達しないのでは?」と思っているからだと思う。あと作り始めて割とすぐに枡野浩一さんに見つけてもらえたことが大きい。

ベトナム語なんて今から始めればいいだけの話なんだけど、「当初からコツコツ続けていれば、もう8年分も積み上がっているはずだったのに……」と考えてしまって、うまく気持ちが立ち上がらない。
こういうのは、典型的なダメな人の思考パターンだと思う。わかってる。

ロイヤルカナン

ロイヤルカナンのアカウントでこんなツイートがあって「ああ、すばらしい。こういうのどんどんやってほしいよ……」と何気なくYou Tube動画を観にいったら、我が家の猫たちのかかりつけ医である太刀川先生が話していてびっくりした。

きょう作った短歌

本当にそれぞれ思い出しかたが全然違って、なんだか不思議なのだ。

まえがき

毎日、本当に毎日『猫の挽歌集 また猫と』のまえがきを書き始めようと思うだけど、なかなか書き始められない。

だいたい書くことも決まっているから、あとは書くだけなのに、なんとなく原稿に向かえない。締め切りまでの時間がないわけじゃないからすぐに書く必要もないんだけど、この「書き始めよう」という気持ちも割と大事なのだ。
あとは「よし!」って向かうだけ。いつになるだろう。萎える前に書きたい。

そう言えば『いまから猫のはなしをします』を作ったときに、当たり前のように「はじめに」と「おわりに」を書いたけど、後で調べたら「はじめに」が入っている歌集ってほとんどなくて「ああ、歌集というものには『はじめに』とか入れないんだな……」って、そこで初めて気づいた。書いちゃったし、台割も決まっていたからそのままにしたけどね。

そんなそんな。