見出し画像

売り口上

2023.05.22

きょうは、午前中にきのうの文学フリマから返送した荷物が届いた。きのうの夕方に発送して、きょうの午前中に届く。配送業者さんには、畏敬の念を抱いてしまう。

文学フリマ東京36実績完全版

そんなわけで、残部がわかったので、今回の文学フリマの販売実績が赤裸々になりました。

次回(……があるかわからないけれど)の搬入の参考にもなるので、実績を書き残しておきますね。

  • 『猫のいる家に帰りたい』サイン本:5冊(完売)

  • 『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』サイン本:5冊(完売)

  • 『いまから猫のはなしをします』サイン本:16冊(完売)

  • 『三十一筆箋 −猫−』:13冊

  • 『三十一筆箋 −猫猫−』:17冊

  • 短歌カード「猫」:40首

  • 短歌カード「猫以外」:13首

  • 短歌カード「シークレット」:22首

今回の文学フリマは入場者数も過去最高だったらしいので、たぶん僕の能力や知名度など総合的に判断すると、文学フリマでの販売数はこのくらいが最大値だと思う。まあ、よくがんばった。

三十一筆箋 −猫− 増刷

そんなわけで、きのうの売上全部をぶちこんで、欠品になっていた『三十一筆箋 −猫−』を300部増刷の手配をしました。我が家への納品が6月初旬の予定。
『三十一筆箋 −猫−』は、もともと880円(税込み)での販売で、制作原価が上がってからの増刷分も値段は据え置きにしていましたが、今回の増刷分から『三十一筆箋 −猫−』のほうも『三十一筆箋 −猫猫−』に合わせる形で定価を990円(税込み)とさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません……。

三十一筆箋の売り口上

『三十一筆箋』は、たくさん対面で販売してきたので、どんどん売り口上が洗練されていっている。

ちょっと文字起こしをしてみよう。

(見本を手にしながら)これは、ちょっと説明がいる面倒くさい一筆箋なのですが……(と言いながら、1枚めのイラストのみのページを見せる)1枚めは普通の一筆箋なんです。これに「お元気ですか?」みたいなことを書いて使うじゃないですか? (と言いながら1枚めくる)使うと、次の2枚めのページにも同じイラストが入っていて、このイラストの元になっている短歌が入っているんです。(ページを繰りながら)……という、2枚1組が31組入ってます。……で、一筆箋として31枚の白いページを使い切ったら、手元に短歌の書いてあるページだけが残る。つまり使い切ったあとには手元に三十一首の猫短歌集が残る(……ここまで、割とピンとこない顔で聞いていたお客さんが、ここで「ああ!」とすべてを理解した顔になるのが好き)、というコンセプトで作った一筆箋です。

きのうもこの口上をたぶん30回くらい話した。

きょう作った短歌

言葉遊びのような短歌はときどきできる。言葉遊びのような短歌のときにこそ、ちゃんと「思っていること」に仕上げるべきだと思っている。

そんなそんな。