沈殿と攪拌
2024.05.18
猫のうた
2024.5.18
— erimaki_cat (@cat_erimaki) May 18, 2024
とてもいい天気の松山です
作品とともにお待ちしています pic.twitter.com/bsv37KZTqR
松山はerimakiさんでの小泉さよさんとの二人展「猫のうた」が始まりました。
すでに関東から見に行ってくれた方がおられたりして、ありがとうございます。
いま実店舗で購入できる新刊『また猫と 猫の挽歌集』は、キャッツミャウブックスさんとerimakiさんだけはないだろうか。
僕と小泉さんは6月1日・2日の在廊する予定です。
ぜひ!
沈殿と攪拌
先日の某取材でも、この話をしたんだけど。
看取りについての「かなしみ」は、決してなくなるわけでも、乗り越えたわけでもなくて、大好きな猫を亡くしたという衝撃で撹拌されていた「かなしみ」という泥みたいなものが、しばらく触れないように気をつけておくことで、ただ「沈殿」するものなのだ、と思っている。
そうなのだ。そのかなしみは、ずっとある。
だから『また猫と 猫の挽歌集』は、その沈殿した「かなしみ」を撹拌してしまう可能性がある。
それは、本当にごめんなさい。
「読めない」って思ったら、そこで辞めて本棚に置いておいてあげてください。また読めそうなときが来たら手に取ってもらえれば。読めそうなときが来なかったら、読まないままで全然いいです。
献本
きょうは、僕のほうから直接献本する一部を発送した。全部は無理だったので、あとは月曜日以降に送ることになる。
これも献本された方々の「かなしみ」を撹拌してしまわないか心配。
読むのがしんどそうだったら、読まなくてもだいじょうぶです。なにを考えて制作したか、は「あとがき」に書かれているので、あとがきだけ読んでいただいてもいいかもしれません。
文学フリマ東京38
![](https://assets.st-note.com/img/1716035735224-3bB0u0kFvH.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1716035735187-2oA761STFi.jpg?width=800)
あしたは、文学フリマ東京38。
文学フリマは、出店申し込みのとき、ちょっと高揚して、アイテム制作中から徐々に億劫になり始めて、前日の準備とかは面倒くさいのピークになり、当日の朝から終了まではかなり楽しむんだけど、終了後は「文学フリマへの出店は、もういいかな……」となる、不思議なイベント。
まだ全然荷造りが終わっていない。そして、説明が必要なアイテムのために、説明書きのチラシを作ろうと思っていたんだけど、もうそんな時間も気力もない。口頭で説明することになってしまった。ああ、不安。
あしたお会いできるかた、よろしくお願いいたします。きっと四六時中あたふたしていると思います。
雨の中、本が届きました!
— asukawakigawa (@okaeri_ko) April 21, 2024
5/19の文フリに間に合いまして、す-35です。
かわいいです。宝物です。
『ラストイヤー』脇川飛鳥 pic.twitter.com/cFElfyHWX2
僕は売り子に徹するスタンスだったけど、脇川飛鳥さんの本は買いたい。
あと、いか文庫のベトナム本も買いたい。
そして、ナナロク社さんとスズキロクさんに献本できたらしにいきたい。
全部できるような気がしない。
POP
雷鳥社さんからの依頼で『また猫と 猫の挽歌集』のPOPを書くことになった。安請け合いしたけれど、きょう送られてきた白紙のカードを見て、呆然としている。
なにをどう書くべきなのか、皆目ピンとこないのだ。ちょっとググったりしてPOPの書きかたを勉強してから書こうと思う。
そんなそんな。