嬉しい楽しいありがとう

普通に生活をしていて、そこまで人に感動を与えられたり喜ばれたり力になれたりする事って滅多にない。

二人の子供が成人し、ようやく一息つけるようになったというところ。離婚して10年、学生だった子供たちも今はすっかり親の私を色んな意味でサポートしてくれるまでに育ってくれた。

一人の自由時間が増えた。仕事以外は自分の自由に使える。なんて贅沢だろう。時は金なり。休みの日は好きなだけ本を読みふけっていようが誰にも文句を言われない。SNSで繋がった人達と夜遅くまでTwitterやZoomで会話を楽しんでも誰にも気兼ねしなくていい。

noteも好きなことを書いて楽しんでいる。楽しそうな企画にはなるべく参加して筆力を鍛えたいと思っている。コメント欄でたくさんの人達と出逢い、作品の感想を頂いたり述べたりと、リアルな生活で関わっている人達よりもよほど精神的に深く繋がっている充実感を得られる。なんという幸せなことだろう。

書くことも読むことも好きなので、なるべく色んな人たちのnoteを読むようにしている。そしてその人たちからたくさん影響を受けながら、少しずつ書きたいことの方向性が見えてきたというところだ。

私はエッセイも書きたいし小説も書きたい。各々全く違うテンションで。その日によって違う人格になって書きたいことを書く。

以前はただ自分の中にあることを吐き出せれば満足だった。スッキリして次へと進めた。

それがいつしか、何かが足りないと感じるようになった。いつも読みに来てくれる人達はとても温かくやさしく、なんでみんなこんなにいい人ばかりなんだろうと、現実の自分の世界とのギャップに少々戸惑うことすらあった。褒めてもらえたりなぐさめてもらえたり、私には勿体ないような有難い言葉をたくさん貰った。

こんなにいい思いばかりしていては、ちょっと自分はダメなんじゃないかと思い始めた。ダメというと語弊があるが、言い方を変えると自分は人のために何か喜ばれるようなことをしているだろうかと疑問に思うようなった。そして書くことで誰かの生活が今より少し楽しくなることや誰かの波打つ心を穏やかにしたり明日も前を向いて生きる為にちよっとしたプラスの感情ややる気が出るような何かをギフトとして誰かに受け取ってもらえることはできないかと考えてしまった。大それたことだ。

ある日、フォローしているnoterさんのとてもステキな記事を見つけた。小説なのかエッセイなのか、リアルかフィクションか分からないところも気に入ってスキを押してコメントした。

その記事は眼鏡をかけたステキな男性が出てくる掌編だった。私は眼鏡をかけた男性は好きというかそれほど特別な感情を持っている訳ではなかったが、その記事が素敵だったのでコメント欄で盛り上がった。すると事の成り行きでその記事を収めたマガジンに集う眼鏡男子好きの集まりに仲間入りさせてもらうことになった。それは

#めがね男子愛好会

ビスコさんという大の眼鏡男子好きの主催者に踊らされ、あれよあれよという間になぜか私は

「眼鏡男子愛好会 会長」

に就任することになった。会長と言っても別に何ができるわけでもなく、皆さんよりも眼鏡男子に執着も愛情もぺらぺらに薄いのになんだか申し訳ないと思い、その名に恥じないように何か役立つことをせにゃならんと思った。

そこで考えたのが、この「#めがね男子愛好会。」にホンモノの眼鏡男子をお招きし(広報課長のビスコさんがスカウトしてくる)入会して下さったらそのお礼に私がその方を主人公にした掌編小説を書いてプレゼントしたら喜んでもらえないかと考えた。

眼鏡男子の皆さんはこのnoteで書き手として日々投稿されているクリエイターたちだ。私ごときがおこがましいとは思いつつ、ここはもう職権濫用罪に問われようが書いたもん勝ち。無理矢理にでも納めてもらって無理矢理にでも喜んでもらうとしよう。どうだまいったか。

自分が物語の主人公として人に書かれるって、日常生活のなかにはなかなかないことでしょ?ちょっと楽しくないですか?ちょっとワクワクしませんか?しかも完全に妄想なので私が考えたストーリーに勝手に登場してもらって私が勝手に遊んじゃう。とっても楽しい!

もちろんその人となりを研究するためにはその人のnoteをできる限り読ませて頂いてから構想を練る。そしてその人が書いたものから得られるエピソードなどからインスピレーションを受けながら妄想を膨らませていく。(以前からよく存じ上げている方はいきなり書きましたが。)


これまで4人の方への作品を書いてプレゼントさせて頂いた。それぞれが私からの愛情をたっぷりと注ぎ込んだ愛しい小説たち。

受け取って下さった皆さんはとても喜んでくださった(多分…)。これは本当に嬉しいこと。なかなか面白いことを思い付いたもんだと自分のことながら自画自賛する。プレゼントされた人達は多分今まで経験ないことだと思う。私も経験ないです。誰か書いてくれる?

そして書くほうもこれは今まで経験ないことなのでメチャクチャ楽しい。多分私が一番楽しんでいる。すみません。

仲間に入れてくれてありがとう。楽しませてくれてありがとう。受け取ってくれてありがとう。喜んでくれてありがとう。これからも益々楽しませてくださいね。

宜しくお願い致します!



プレゼントの小説はこの中に収めされています。他にもたくさんのめがね男子が出てくる素敵な作品が集められています。是非楽しんでください。



第1作目は洋介さんへ


第2作目は金木犀さんへ


第3作目は月見まるさんへ


第4作目は豆乳ゆばさんへ

次回はどなたでしょう?お楽しみに!















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