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語学の天才シュリーマンの言語学習法を一年やってみようと思っていたが、どうやら嘘らしい


前回のNoteで、ドイツの考古学者であり、言語の天才と言われたハインリヒシュリーマンが実践していた言語学習法を一年やってみる宣言をしていた。

だが、ほどなくしてこちらの方からコメント欄にて以下の指摘が入った。

インターネットで調べても、かなりの数の記述がヒットするし、きちんとした出版社から出版されている本にすら言及されているハインリヒシュリーマンの語学伝説であるが、どうやら嘘らしい

この方の指摘をうけて色々調べてみたが、どうやらシュリーマンの伝記には、自身のいくつかある著作同士でも記述の矛盾が多々みられ、語学の天才エピソードも嘘の可能性が高いよう。
実際には彼が出会った語学に担当な青年のエピソードを、自分のものとして騙っている可能性が高いとのこと。(タケウチモンジョさんのTwitterによる指摘)
ソースとされている伝記も確認したが、この方の指摘のとおりでどうやら本当に語学の天才伝説は本人が伝記でフカした嘘っぽい。。

ということは、この二週間ほど、虚言癖の伝記のそのさらに又聞きの情報を鵜呑みに学習していたことになる。NOTEなんて日頃は確認しておらず、自分に向けた備忘録のつもりで書いていたので、閲覧者なんていないだろうし、よもやコメントがつくなんて思ってもいなかったので完全にコメントを見過ごしてしまっていた。
なんと間抜けなことだろうか。

しかし幸いなことに、シュリーマンが語学の天才でなかったとしてもこの2週間主にやっていたのは1日1時間以上ひたすらCNNEEを音読することである。
シュリーマンが嘘つきだろうとなかろうと、これを続けていれば効果はあるだろうという確かな手応えを感じはじめていたところだ。

一方で、どう考えても音読と作文、それを修正してひたすら音読するというのは効果的だが、

  • リーディング(多読)

  • Podcast(多聴)

  • 語彙の拡張

  • 音読ではない能動的なスピーキング

もやらないと、どう考えても総合的な英語力はつかないだろうなという手応えも覚え始めた。
上記の項目を全部やり始めると、結局4技能満遍なくやりましょうというなんとも面白味のない結論になる。

結論

語学学習は、結局地道に4技能満遍なくやったほうがいい。
というわけで、次回までに1年間の計画を再度立て直して改めて宣言することにする。

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