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語学の天才|シュリーマンの言語学習法を一年やってみる決意表明

語学の天才と言われたドイツの考古学者であるハインリヒシュリーマンをご存じだろうか

トロイアを発掘した考古学者として成果を残した人物だが、同時に語学の天才としても知られていた。
何ヶ国語を話せたのかは諸説あるが、少なくとも14ヶ国語以上話せたポリグロットであった。

彼の言語学習法は非常にシンプルである。

①たくさん音読をし、決して翻訳はしない
②勉強を毎日1時間する
③常に興味のある対象について作文を書く
④音読の発音や文章を正してもらう
⑤正しく直されたものを暗記して、暗証する

この学習法は5か条になっているが、語学学習に対する信念として、
「大量にインプットして、適切な量アウトプットする」
というたった1つの王道原則を愚直にやっているに過ぎない

このシンプルな言語学習哲学は数多の言語学習ツールが存在する令和においてどれだけ有効なのか、今日から1年間このシュリーマン式言語学習法のみを愚直に続け、どれだけ英語力が向上するのかを検証しようと思う。

音読教材に関して

音読する対象は、CNNEEを使用する。
今はお金をかけなくても英語動画などいくらでもあるが、Youtube動画などを教材にする場合、どれにしようか選んでいるうちに30分経っているなんてことがよくある。
月に1400円で一か月分の教材選定をアウトソースできると考えると安いものだ。
なお、シュリーマンは音読の後ゴールとして暗唱できていることが望ましいと著書で述べている。
それに倣い、CNNEEをひたすら一日1時間以上音読し続けて、1か月後にはすべてのスクリプトを暗唱できている状態を目指す。

作文について


週に2回、興味のある対象についての作文を書く。
一回につき文字数は200-240文字程度とすることにする。
英作した文章はChatGPTに添削してもらってすべて暗唱する。
一見分量が少なく見えるが、すべて暗唱する必要があることを考えると1週間あたりの分量はこのくらいが妥当だろう。

スピーキングのアウトプットについて


シュリーマンの5か条に出てこないので忘れられがちだが、彼はこの5か条に加えて教師をつけて授業も受けている。
この5か条はあくまで授業以外の自習時間に対する心得なので、これに加えて個人で教師をつけていたようだ。
対面授業30分を週に2回、作文暗唱のアウトプットをかねて受けることにする。


英語力の推移についての定期報告


毎月の英語力を何らかの形でモニタリングすることにする。
経験的に、私は非常に飽き性なので、英語力が少しでも伸びていることを可視化できないとすぐに飽きて辞めてしまいそうだ。
英語力のモニタとして、DuolingoEnglishTest(DET)の無料で受けられる練習問題を毎月うけることにする。
DETは4技能すべての計測が本番試験なら50分、練習問題なら30分でスコアを出してくれる。
TOEICは長すぎる上に試験会場まで行かないといけない、受験だけで1日潰れてしまう上に、受験料が高額すぎる。
試験結果をどこか公的な機関に提出するわけでもないので、DETの無料練習問題を毎月受けるのがいいだろうと思う。

DETの試験結果は今後このNote上で、毎日および1週間ごとの進捗報告はツイッターですることにする。
誰も見ないだろうが、これは自分に対して義務を課したいだけなので気にしないで欲しい。

以上、この計画で1年間英語学習を続けてみて、どのくらい英語力が伸びるのか、一年後また報告しようと思う。

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