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6月は低空飛行

ひとつ問題を抱えて
そこが起点ですべての歯車が狂ってきていて
身体にも心にも異変が起きていて
言葉からも遠ざかってしまった。

久しぶりの無気力と、不安と、苛立ちと。

他人を変えることはできない。
だから、自分が変わっていくしかない。

わかっていても、上手くいかない時はある。

他人に期待せず、自分がどんどん変わっていけばいい。

わかっていても、限界はある。

「変わる」とは、とてもエネルギーのいることだ。
言葉に書けば数文字でも、実際に行動に移すときは
とんでもないエネルギーを必要とする。

そのエネルギーが足りていないときは
思考と身体が合致しなくて
身体と心の至るところに、異変が起きる。
身体は発疹が手のひら全体にできたり
心は落ち込んで行動することが億劫になってしまったり。

「何もしたくない」と、意味のない動画をYouTubeでひたすら眺めたり
外に散歩に出る気力すらなくて、一日中布団の上で横になったり。

しまいに何度寝だよというくらい繰り返し入眠して
ずっと夢を見ては、夢の方が現実なんじゃないかと思ってみたりする。

怠惰な週末だったな、今回は。
こんな自分でいたいんじゃない。
こんな自分で在りたいんじゃない。

もっとあるのに、動かなかった。
カラダもココロも、動かなかった。

必要な時間なんだろうか。

次の的が見つからない。
目的なのか、目標なのか、なんなのか。

いや、的は用意してあるし
やることも具体的にはある。
けれど、動かない。

心が、感情が、動かないまま。

「これを書きたい」というのも何も浮かばない。
浮かんでも一瞬で泡のように消えて、書くタイミングを失う。

だから、ネガティヴなのは承知で
いまの現状の気持ちを書いてみた。

いろいろある。
生きていれば、呼吸していれば、日々を紡げば
それはそれは、いろんなことがある。

誰かのことを、かんたんに、一概に言えるほど出来た人間じゃないし
おこがましさばかりが、自分の中に渦巻いて、言葉にできない。

かんたんに言葉にできる人が、羨ましく思う時もある。
とっさに出そうになった言葉は、すべて思考を通じてフィルタリングされて
「自分が言うなんて、おこがましい」と反応した瞬間に
どんな言葉もすべて飲み込んでしまう。

とっさに出た言葉を、そのまま言えたらいいのに。
後先なんて、後で考えればいいやと、思えればいいのに。

言葉を、大切にできているんだろうか。
それ以前に、自分を大切にできているんだろうか。

自分にとって、なにが大切なんだろうか。


この怠惰な連続の先に、自分を全開放できることが待っているのか。

わからないけれど、いまはどう足掻いても、そういう時間。

6月は低空飛行かもしれない。
けれど、そういう「準備」の先にしか
飛び立てる瞬間は訪れないから。

できる時に、やりたい時に、行動したい時に
やれる範囲で、やってみよう。

どんな気持ちで書き始めたとしても
結局最後は、前を向いてしまうのが、自分らしい。

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