半端な創造は無い・内と外という幻想
かなり不思議だなと思うのは、原因と結果という「ひとつのもの」の側面のどちらか一方が「切り離されてしまうこと」が可能だと私たちが信じていることだ。
たとえば、原因がどこにあるかを忘れてしまうと、結果を変えることで原因を修正できると考える。
また、原因と結果が同じひとつのものだと思えないと、原因を認めても結果を伴わないことが「ありえる」と信じてしまう。
こうした信念のもとでは、この世界はまるで無秩序のようだったり、不条理のようだったり、自分にはどうにもできない「無力感」を覚えざる