見出し画像

私はビビリだ。
めちゃくちゃ怖がり。
小さいときからそれは変わらない。

幼児の頃、駐車場の車輪止めから(7センチも無い)ジャンプを何回も楽しそうにする姉を横目で見ながら、『こけたら痛いのに、、アホなのかな。』なんて思って、あちこちある車輪止めは大いなる敵だったし、
ブランコ乗りながらこのままちぎれたらどうやってぶつかってしまうかなって想像は毎回しながら乗ってたし、
川遊びも流されてしまうことばかり考えてた。

何するにも、最悪の想像をしてしまう。
風邪をしょっちゅう引いて毎回40度近くの高熱を出すから、私はいつも死を感じていた。

そんな子供が大人になるまで、
知らず知らず、最悪の事を想定し、
そうなったら、こうしよう。
その場合は死ぬまでいかなそうだな、
よし、この程度の最悪の予測なら大丈夫だな。
と腹をくくる練習をしてきていたのだ。

学生の頃の手術の全身麻酔前でも
会社面接でも
スナックで怖い人や偉い人と話す時でも、
出産前でも、

内心ビビリからのスタートだけど
最悪の予測を瞬時にイメージしてうまく行くことも含めて、結局本番時は腹は決まってるから、動じない。
周りの人には、緊張しないタイプなんだねって言われるけど、
逆で、人の100倍怖がりの緊張しぃだから、
そのままのメンタルでは壊れちゃう自分のケアとして、こうするクセができたんだと思う。

よく言う、最悪死ぬわけじゃ無いしってやつと一緒なのかな?

私の場合、身体が弱いので最悪死んだ場合ってことも想定していて、
今もし自身が亡くなった時、後悔するところはまだ小さい娘へのケア。

生きるにあたって娘へ伝えたい事。
あなたをどれだけ愛しているかということ。
たくさんたくさんノートに書き綴ってる。

でもこうして生きてきて、
最近とてもラク。
世の中に起きる事、大体乗り切れる気がするからだ。
もしお金がなくなったら、
もしコロナに移ってしまったら、
もし大地震が起きたら、
考えだすと怖い事だらけ。

でも怯えながら暮らすのは嫌だ。
だから最大限、最悪の想定をし、
自分にできる事を準備し、
できないことは腹をくくる。
そんで今をなるべく笑顔で朗らかに過ごす。

起きても無いことに恐怖を感じて、
不安をそのままにして不機嫌な家庭を作り、
つまらない毎日を過ごすなんて勿体無いのだ。
明日死んじゃうかもしれないんだから。
今、笑っていたい。

最強のビビリが作り出した腹のくくり方。
どうでしょう??。。。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?