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「◯◯専門」には気を付けろ

これから事業を始める人、士業でこれから独立する人へ【ひよこ喰わない】noteをお届けします。

起業をすると多くの人と名刺交換をしたり、いろいろな営業を受けたり、他社のホームページを見たりすることもあるでしょう。

そうすると時々書いてある(あるいはよく書いてある)「○○専門」という文字。

果たしてその人は、本当に専門家なのでしょうか?

もし、お仕事を依頼したり、誰かを紹介したりしようと考えているのであれば、「本当にその人が専門家なのか」見極めないと痛い目を見ることになるでしょう。

┃「○○専門」商法

【「○○専門」商法】は、いわゆるコンサルタント業の人に多いです。
(【「○○専門」商法】というのは私が勝手に付けました)

「○○専門」商法は、あたかも自分がその業種や業務の専門家のような肩書を自分で考えて商品・サービスを売ることを言います。

なぜそのようなことをするのかと言うとコンサルティング業務というのは、形の無い商品・サービスを売るため、売り物がわかりにくからです。

「○○専門」と自分のポジショニングをすることで、売りたいサービスを売りやすく、見込み客を紹介してもらいやすくするのです。

この方法自体が悪いのではなく、たまにニセモノが存在するので注意が必要です。

┃こんな「○○専門」には気を付けろ

私が出会ったことのある「○○専門」は、こういう人達です。

○○専門webコンサルタント
○○専門●●士(社労士、行政書士、税理士etc...)
○○専門コーチ
○○専門コンサルタント

なぜ専門でもない人が「○○専門」と名乗るかというとその業種・業界をターゲットにしたいからです。

士業事務所を経営している立場から言うと士業事務所は、小規模な個人事務所も多く新規顧客開拓に苦労しているケースも少なくありません。

ですから「士業専門ホームページ作成」などとPRをして営業がうまくいっていない士業にホームページを作らせようとしているのです。

┃実績を確認しよう

とはいえ、本当のその業界で実績を積み、経験豊富な「○○専門」がいることも間違いありません。

そんなときは、ホームページなどで実績を確認しましょう。

その人自身、会社自身のホームページが無くても名前で検索すれば今の時代、Facebookのアカウントなどなにかしらは出てくるでしょう。

もっとも今の時代に名刺代わりのホームページにお金をかけられない人がどれほど仕事があるのか・・・という疑問はありますが。

┃質問をしてみよう

自分がターゲットとなっているその業種なのであれば、その「○○専門」の人に専門家しか知らないいくつかの質問をしてみましょう。

例えば「うちのような業種であればどのような課題を抱えていることが多いですか?」などですね。

そこで納得のいく答えが出てくればもう少し話を聞いてみても良いかもしれません。

「似たような業種で~・・・」
「他の業種の事例なんですけど~・・・」

と話をずらして来たら怪しいかもしれません。

┃まとめ

「○○専門」には気を付けよう!

ターゲット(カモ)にされているだけかもしれない、という意識をもとう!

本当の専門家は、意外と「○○専門」とアピールしていなかったりします。

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