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ワーママ5年目、緊張の糸を少しゆるめようかな

仕事で他部署から「今日中にお願いします」と依頼されるとドキドキする。

いつ、保育園から急な呼び出しがあるかわからないからだ。



もしそれが今日だったら。今日中に仕上げなければならない仕事が完成しない。
周りの方にバトンタッチすればいいのだろうが、それはそれで納期が急なだけに心苦しい。

だから常に仕事は〆切の2~3日前には終わるよう前倒して進めているが、当日に依頼された当日完成希望の仕事はそうはいかない。

午後にやろうと思って後回しにしたところ、うっかり呼び出しが入ると困るので、今やっていることを中断してすぐ手を付けることになる。

それが結構ストレスだった。だが、今日もそんな朝受けた仕事を急ぎ完成させて納めたあと、ふと気が付いた。


ここのところ、保育園からの急な呼び出し、受けてないわ。

いや、よくよく思い出したらあったのだが、あっても年に1回程度だった。


コロナ禍で少しでも体調不良があれば休ませていることや、マスクをしていること、これまでに様々な病気にかかって免疫がついたこと、4歳を超えて予防接種ラッシュも終えたことが原因かもしれない。

子どもが0歳児クラスの頃は年間30日近く休みをとっていたが、そういえばここ数年は10日程度まで減った。

かつては、朝保育園に子どもを預け、会社の最寄駅についたところで保育園から電話が来たり、急なお迎えを夜勤明けで家にいた夫に頼んだり、心配しながら迎えに行ったら家では割とケロッとしていたり、頻繁に仕事を休むことになって落ち込んだりと、色んなことがあった。

でもそれも、今となっては過去になったのかもしれない。

もうちょっと気をゆるめても、いいのかな。

とふと気づいた次第である。


とはいえ、現在の前倒し仕事生活は、効率化やスピードアップにはかなり役立った。

マミートラックに陥って肩身が狭かったので、極力好印象を残すよう周囲とのやり取りにも気を配ったし、立場の弱い方や、他の方の事情にも寄り添えるようになった。

結果的に良いことが多いし、これらはこれからも継続しようかなと思う。

ただ、緊張感のギアは1段下げていいかもしれない。

そう、少し気をゆるませつつ、制限があるのは苦しいことだが、その中で工夫することで磨かれるものもあるようだと気づいた午後だった。

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