「知恵熱」とはよく言ったもの
突発性発疹から回復中の息子。
生後6か月ごろから1歳ごろ、行動範囲や出来ることが増える時期に急に高熱が出ることからかつて「知恵熱」と呼ばれたのも納得です。
熱が下がった頃から急に時々立てるように。
以前にもまぐれ的に立てることはありましたが、頻度が急激に上がりました。
「息子が、立ってる!立ってる…!!!」
と夫婦で大喜び。
まだ立ち続けることはできませんが、つかまり立ちから手を離して数秒、立っていられるようになりました。
それから喃語に「バ行」が増えた。
それだけで随分バリエーションが広がります。
「パパ」に近い発音ができるようになったので、夫は嬉しそう。
意味を認識してるかは不明ですが「ママ、ぱぁぱ」みたいなことを言ってくれると我々はきゅんきゅんです。
「ばぁば」と言うのももうすぐかも。
「じぃじ」はもうちょっと先かな。
稀に歌ってるような声を出しているのも可愛い。あれは歌ってるのかなぁ。
たまたまタイミングが合っただけなんでしょうが、発熱の後急に成長したみたいでちょっと面白い。
心配になるほどの高熱も、知恵熱と名付けるとなんだか楽しい思い出みたいになります。
面白い命名だなぁ。
さて、発熱中も案外元気なのが特徴の突発性発疹、息子も動き回ったりにこにこ笑ったり、割と離乳食も食べていました。
しかしもう一つ恐ろしい特徴があって、それは熱が下がってから不機嫌になるというもの。
病院でそう聞いた時は「ふーん、今のところ機嫌いいけどな」と軽く考えていたのですが、今日になって息子人生最大の不機嫌っぷり。
何をしてもぐずぐず不満げに泣き続けます。
一体どういう仕組みなんだろう。
普段機嫌が良いだけに新鮮なのですが、そう言っていられるのは、私が今日久しぶりに出勤させてもらったからで、夜勤まで息子をみている夫は大変な思いをしていることでしょう。
ありがたいこと限りなし。
私はといえば、久しぶりの外出、久しぶりの太陽、久しぶりの仕事にほこほこです。
思いがけず何日も仕事を休むことになってしまいましたが、嫌味ひとつ言われず、あたたかく見守ってくれる職場には感謝してもし足りません。
子どもの発熱から話題が広がって、職場の方のお子さんについて知れたり、周りの優しさに気づいたり、いいきっかけにもなりました。
子持ち女性は私1人ですが、子持ち男性はたくさんいる訳で、普段しないお子さんの話を聞けるのはなかなか新鮮。(なにしろ大抵の子は突発性発疹を経験している)
看病疲れで日曜日に一度発狂したので、部長の「(お子さんじゃなくて)かおるさんは大丈夫?」という言葉には涙が出そうになりました。
心根が優しい人ばかりの素敵な職場です。
今、夫が夜勤に間に合うよう全速力で帰宅中。
お礼に、コーヒーを買う時間くらいはあるといいな。
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