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無理できるけど無理しない

本日、9月8日は「休養の日」だそうです。

さて私、晴れてフルタイム復帰をして1週間とちょっとが経ちました。
「ようやくここまで戻ってこれたな」と感慨深かったのですが、現在何が起こっているかというと、

週末にストレス性難聴を発症し、
幸い治ったので週明け出勤したところ、台風の低気圧の影響か、激しい頭痛と嘔吐に見舞われ早退し、

まさに休養の日の今日、休養のために休みをとりました。

散々だった……。

ストレス性の難聴は、厳密には低音障害難聴というもので、朝起きたら突然右耳がぼうっとして聞き取りにくい状況でした。

戻らなかったらどうしよう、という恐怖が凄かった。

お皿を洗うとき水がシンクにはねる音が、バラバラ、ガンガン響いて気持ち悪く、尋常でないのです。

たまたま夫が早朝自転車練習で不在だったので、帰宅するとすぐ病院に行かせてもらい、検査の結果低音障害難聴と診断されました。

ストレスが原因で、それがなくなれば回復する。寝不足に注意し、カフェインの摂取も控える。コーヒーなら、午前中に一杯まで、と指導を受け、久しぶりに温かい麦茶を飲む生活に。

まるで妊娠中のようだなと、懐かしくなります。

あの頃の生活を継続すれば体にいいんだろうなとは思っていても、なかなかできないものなんですよね。

幸い、薬を飲んでなるべく寝ていたら違和感はどんどん減っていき、発症翌日の夜にはほぼ自覚症状はなくなりました。

でも、難聴を引き起こすほどのストレスや疲労は、1日2日じゃ消えないんでしょうね。

翌日午後、仕事中に急な頭痛と吐き気に見舞われ、しばらく耐えていたのですが実際嘔吐し、座っているのもしんどかったので早退させて頂くことに。

タクシー内でも吐きまくって大変申し訳なかった。

こちらも一眠りしたら気合でお迎え風呂ご飯寝かしつけができる程度にはなり、無理すれば翌日出勤できるかもなと思いましたが、今無理すると将来もっとデカいツケがまわってくる予感が強く、辛うじて有給も残っており、仕事も片付いていたので休むことにしました。

日本て、まだなんとなく「休んではダメ」「毎日出勤するのが当たり前」という感覚がありますよね。
変わってきているとはいっても。

「やっぱり子持ちはダメだな」とか「フルタイムは無理なんじゃないか」と思われるかな、と頭をかすめます。

それでも、目標はとにかく「生き延びること」なので、休むことを選びました。

幸いよく寝て、明日はしっかり働けそうです。

今回は疲れが出てしまったけれど、フルタイム勤務も慣れればまわせそうな気がしています。
決して無理だとは感じていないのですが、さてどうなることやら。

コロナの影響で体調が悪い時は休むのが一般的になりつつありますが、体調不良って風邪ばかりではないですよね。

人間は体調を壊すものだから、無理をしたり働きすぎては良くない。それでも不調になることはあるから、その時は休むのが普通というのが広く受け入れられる社会になると、生きやすくていいんだけどなぁ。

「休む勇気」なんていうと仰々しいですけどね。

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