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クマだって大変!出産育児は歯が育たないほどハードです
こちらの記事を興味深く読んだ。
ツキノワグマの歯のセメント質には年輪が刻まれるが、その幅で栄養状態がうかがえる。
調査の結果、出産および育児に成功した年には、出産をしていない、あるいは育児に失敗した年と比べて、年輪幅がせまくなる。つまり栄養状態が悪いというもの。
クマも大変なんだなぁ、と妙な親近感を覚える。
同時に、出産育児は生き物にとって過酷で身を削ることなんだと改めて思い知った。
子どもは可愛いし、尊い。子育てをしながら幸せだなと思うことも、楽しいなと思うことも沢山ある。
でも、最初の1年、特に5ヶ月頃までは本当に過酷だった。
おっぱいを吸わせながら微笑む母性あふれる姿なんて大嘘じゃないか!
寝不足で死んだ顔でいつもお腹を空かせフラフラになりながら朦朧とした頭で力なく授乳してるぞ!!などと思っていた。
今息子は1歳2ヶ月だけれども、産後半年くらいのことを先日友人に聞かれて、ほとんど覚えていないことに気がついた。
自分を守るためなのか、はたまたトラウマなのか。
わからないけれど、記憶が消える程度にはキツかった。
種を残すことは生半可なことではない。
産後、髪がどんどん抜けたり、肌がガサガサになったり、歯がボロボロになったり、様々な症状がでる。
自分の身を削って産み、自ら養分を与えていることが実感できた。
食べなきゃヤバい、という危機感のもと食事をとっていた。
医療が発達し、キラキラママ情報にふわっと目隠しされるけれども、我々はイキモノで命を育むのは容易いことではない。
別に脅すわけではなく、厳しいからこそ子を持つ旦那さんには出産や育児を軽く見て欲しくないし、女性自身も、妊娠中残業しても大丈夫、体力あるから産後すぐ動き回っても大丈夫、などと思わず自分を大事にしてほしい。
クマも私もよくやってると思うよ……お互い適度に手を抜きつつがんばろうな。
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