小1の1学期 荒れた息子も落ち着いて
息子の、小1最初の1学期が終わった。
想像していたよりずっとしんどくてドタバタで、「子の環境が変わるってだけでこんなにしんどいものなの!?」と驚いた4カ月だった。
ストレスで荒れる息子
思えば、息子は控えめに荒れていた。
言葉遣いが一気に荒くなり、家族への暴言が増えた。
甘えているのだとはわかるのだが、「クソばばぁ」と呼ばれ、「うるせぇ」「〜しろ」などよろしくない態度を取るため、こちらも余裕がないとついイラっとしてしまう。
褒められた態度ではないのでやめさせたいのだが、暖簾に腕押し。
でも外ではやっていないらしい。
これまで休みの日は公園に出かけることが多かったが、ゲームをしたり動画をみたりとのんびり過ごし、家からほとんど出なくなった。
ゲームをしながらの暴言も酷くて心配だった。
赤ちゃん返りとまでいかないけれど、お風呂や歯磨きなどひとりで出来ることを、親に甘えて一緒にやりたがるようにもなった。
慣れない学校生活に加え、夕方まで学童で過ごす日々。
ストレスが溜まるのも無理はない。
それでも学校にも学童にも嫌がらず行ってくれるし、宿題もサッと片付けてくれる。
今思うとできた子である。
時が解決してくれた
夫婦で悩みつつ子どもに接していたけれど、結局のところ時が解決してくれたように思う。
落ち着いたのは7月中旬くらい。
その前に二つの衝突があった。
一つは、学童でお友達と喧嘩したこと。
もう一つは、夫から言葉遣いおよび態度について雷が落ちたこと。
学童では、お友達にちょっと嫌なことをされて、顔を真っ赤にして大泣きしたという。
普段はよっぽどいい子で過ごしているらしく、先生が驚いておられた。
家ではちょっと荒れ気味なこと、疲れが溜まっているように見受けられることをお話しし、お詫びと見守りと指導をいただいたことの御礼を伝えた。
夫の雷が落ちたのはとうとう我々も我慢の限界というか、見守るのにも限界がきたというか。
「そんな言い方ではもう息子くんのいうことは聞けない」
ときっちり叱ってくれ、息子もすぐには「ごめんなさい」が言えなかったが、最終的には仲直りした。
これについては、夫に損な役回りをさせてしまったと反省している。
私は息子のストレスを感じ取り、どちらかというと甘えさせるほうに舵をきっていた。
もちろん、暴言はその都度注意していたが、決定的に強く出ることはできていなかったと思う。
結果的に、夫に雷を落とす役割をさせてしまった。
息子を溺愛している夫だけに、申し訳ないことをしたが、「そういう態度は最終的に息子君のためにならないんだよ」と伝えてくれて本当にありがたかった。
ちょうど「なんとなく息子が落ち着いてきている気がする」というタイミングで大きく叱ってくれたのも良かったと思う。
こんな二つの衝突があって、息子は再び落ち着き、暴言はなくなり、笑顔が増えて家でもリラックスして過ごすようになった。
あれこれ心配し都度対応もしたつもりだったけれど、振り返ると時が解決してくれた気がする。
夫と私の2人で見守りつつ、飴と鞭の役割を上手く分担できたのもよかったのかもしれない。
でも、それなりに心を砕いてきたけれど、その結果とは自信を持って言えない。
子育てっていつもそんな感じ。
それでもなんとか落ち着いてくれたので、とりあえずほっとしている。
もしかして杞憂の女王?
学校での面談でも学童での面談でも、息子はおおむね周囲と仲良く穏やかに過ごしているようだった。
家では荒れ気味で、学校でのこともあまり話してくれないので心配していたが、「お友達とも仲良く過ごしている」「勉強は概ね問題なし(弱点も教えていただいた)」「積極的に発言もしている」と、「案外シャイで自分の気持ちを上手く伝えられない時がある」等の気になる点も、あるにはあるのだろうが、そう大きな問題はないようだった。
あれ、もしかして、私心配しすぎ……?
先生方が良い点を中心に話してくれるのもあるだろうが、あまり心配しすぎなくていいのかもしれない、と感じた。
いやでもね、学校の個人面談は夏休みに入ってからだったのもあって、結構心配な日々を過ごしたんですよ笑。
冷静に考えれば、親が自分の心配をしていたら子どもも居心地が悪かろう。
慣れてきた2学期は、もしかしたらもっと色々問題がでてくるのかもしれないが、なるべく鷹揚に構えていられたら良いなぁと思う。
どっしりゆったり構えた肝っ玉かあちゃんに、なりたいなぁ。
※ヘッダーは学校から持ち帰った朝顔。たくさん咲いて綺麗でした。
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