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「体力」が盲点だった子育て生活

妊娠が発覚してからも、「なんとかできるところまで働き続けよう」「たぶん大変なんだろうけど頑張ろう」と考えていたので、時間的な大変さや金銭的な問題はある程度想像していました。
(大抵思っていた以上に大変でしたが)

しかし想定外だったのは

自分の、体力の無さ

です。

別に頑丈な方でも体力がある方でもなかったのに、なんなら子供の頃は病弱な方だったのに、体力という視点はなかったんです。

もともとあまり無理に頑張らないタイプだったからでしょうか。「体力」というメーターをさほど意識せず生きていました。

ところが子持ちになってからは、赤子のお世話をしながら枕に顔を押し付けて声をあげて泣いたり、インフルエンザでもないのに突然40度近い熱を出したり、低音が聞き取れないタイプのストレス性難聴になったり、家に着くまでに何度も吐きながら早退したり……。

思えば、想定もしてなかった体調不良、疲労と戦い続けた日々でした。

◾️「体力」は測りにくい

時間は常に一定で誰にでも平等です。時短術や時短家電なども出ています。節約術もしかり。

でも、体力というのは個人差が大きすぎて、誰かを参考にするのも、正しく測るのも難しい。

唯一限界を迎えた時だけ、「ここが限界か」とわかります。過酷…過酷すぎじゃありません……?

さらに自分なりの限界値や対応法を把握するまでには、何度も限界に近づかなくてはなりません。 
つらぁ……。

しかも想像していた限界値は加齢とともに年々下降傾向にあり、更に季節の変わり目などの環境要因にも左右されるようになって、なかなか複雑です。

子どもの成長とともにお世話にかかる労力は減りましたが、労働時間が延びたので苦労し、フルタイムに戻って2年、子が5歳を超えてようやく落ち着いてきた気がします。

でも休日は気絶したようにお昼寝してしまう……。
体力売ってたら絶対絶対買うのにぃぃぃ!!

◾️体力、どうしたらつくのかわからない問題

アリナミンのHPによれば体力には「行動体力」と「防衛体力」の2つがあるそうなんですね。

  • 行動体力:体を動かして行動するための、いわゆるスポーツテストなどで測られる基本的な身体能力のこと

  • 防衛体力:免疫機能や身体抵抗力を含めた体が病気と戦うための能力

私はどちらかというと行動体力の方が低く、防衛体力は人並みで、限界値を超えると防衛体力の方も弱まってダウンするタイプのような気がします。

体を動かす持久力がなく、子どもと外でとことん遊ぼうとすると、私の方が先に疲れてしまうんです。その一方、メンタルや体調は安定している方だと思います。睡眠時間はあまり削りませんし(寝落ちているともいう)、食事も3食きちんと食べます。
なので多分行動体力がよわい。

こわいのは、行動体力が低下して俊敏性、持久力、瞬発力が落ちてくると、チャレンジ意欲も減ってくるということ。

これらの現象が現れてくると、運動そのものへの意欲の低下もともなうことがあります。また、運動、つまり動くことが億劫になれば、人と会う、新しいことへのチャレンジなどの意欲も低下してくることも考えられます。こうなると、物事に没頭する機会やリフレッシュの機会を失い、年齢的な老いとは異なる意味での活力の低下にもつながりうることが考えられます。

運動意欲は既に無いんですが!!!!

その先にあるいわゆる「精神的活力の低下」は本当におろそしいです。人生長いらしいのに、活力を失っている場合ではない。

さて、体力低下の原因は運動不足、生活習慣の乱れ、加齢だそうです。

加齢は致し方ないですが、そのほかは見直せる気がするので、本記事を参考にもう少し身体を動かしてみようと思います。

ダイエットにしても体力づくりにしても結局同じところに行き着くのに、実行・継続するのが難しいんですよね。
割と真面目で継続力のある方だと思っているのですが、いやはや、思い通りにはいかないものです。

これから子育てする方は、どうか「時間」「お金」「体力」の3点に気を配り、嵐のような中でもなるべく健やかな日々をお過ごしください。

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