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別次元の喜び
夫が息子と戯れている姿に最高に癒されます。
好きなものと好きなもののコラボだからでしょうか。世界があたたかい光で満ちているような気分になります。
こんな気持ちになるなんて知らなかった。
子どもを持つことは、お金持ちにのみ許されたこと。
産むのにも育てるのにもお金がかかるし、責任も大きい。世間は妊婦にも子持ち女にも優しくないし、保育園は足りないし、そのくせ共働きでないと生活が成り立たないし、時短勤務は嫌がられ出世の道も阻まれるらしい。
おそろしくて、自分にはとても無理。現実的ではない。
そう、かつて真剣に思っていました。
けれど、実際に子どもをもって感じたのは、それらとは別次元の喜びや楽しみがあるなぁということ。
周りに小さい子もいなかったし、特別子ども好きではなかったけれど、息子は可愛くてたまらない。
1日10回くらい可愛くて驚く日々。
夫の喜びようも、慈しみ育てる姿も想像以上だったので、こんな面もあったのかと発見が多い。
初めてなのでつたないところもあるし、肉体的身体的にきつく、悩むこともあるけれど、総合的にみると楽しくて面白くて、そしてとても幸せである。
幸せです、と言うとどこからか噛みつかれたり持たない者への配慮が無いと言われたりしがちですね。けれどそれだとかつての私のようにデメリットばかりに目がいって夢が持てなくなってしまう。だから、幸せな部分も表明していけたらいいなと思うんです。
デリカシーは必要だけど萎縮しすぎても楽しくないですよね。
とはいえ先に上げた問題は解決していないので、それはそれで向き合い戦い折り合いをつけていかなければならない訳ですが、それはそれとして。
私の幸せは私だけのものだから、周りがなんと言おうとこの幸せを大事にしたいし、余すところなく味わっていきたい所存です。
久しぶりに早朝授乳で起こされて寝付けず、今日はまともに動けそうにないので、幸せだと叫んで寝ます。寝たい。寝たいなぁ。
もう外が明るくなってしまいましたよ……。
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