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自治体側も頑張っている

今日、認可保育所の入園申込書を提出してきた。
まだ認証の方の見学、申込手続きはあるけれど、とりあえずひとつ肩の荷が下りた気分。

私は東京23区内の、保育園に入りやすいとはいえない区に住んでいる。区は待機児童ゼロを目指しているそうだ。
その意気込みが、保育園の新設を続けていることと今年の選考方法から感じられた。

認可保育所は、各家庭の状況を点数化し、その点数の高い人から入れる。
その点数の付け方が、今回から下記のように変更されたのだ。

認可外保育所へ預けていた場合の加点を廃止(経過措置あり)
・1、2、3歳児クラスへ入園を申込む方で、育休取得中の場合加点する

つまり、今までいた「認可に入れるために早めに認可外施設に預けて復帰する」「本当はもっと自分で育てたいけど0歳が一番保育園に入れやすいから泣く泣く育休切り上げて預ける」といったことをやらなくていいよ!!とした訳である。

さらに区は、保育園新設のために支出が増えたこと、また、他自治体に比べると保育料がやや安いことから、保育料の見直し(負担増)、特に高所得世帯への負担増を検討しているそうだ。
もともと世帯所得が高く余裕がある家庭や、貯蓄が十分にあって育休を長く取れる家庭では、保育料も上がり、育休を取れば加点されるのだから、無理に預ける必要がなくなる。

子どもの年齢が低いほど保育にかかる費用も高くなるため、小さい年齢層の申込が減れば自治体側の支出抑制になり、本当に保育が必要な人が保育サービスを受けやすくなるだろう。

最初資料を読んだ時、自治体側も考えているなぁと感じた。
実際今日書類を提出した際も、最後に「貴方の職場は育休が最大2年取れるが、本当に来年の4月に0歳から預けるのか」「保育室(待機児童解消のために区が整備した認可外の保育施設)も希望しているが、保育室に入ることになった場合もう加点はつかないが、預けるか」と確認された。

我が家の場合は、育休中に受け取れる手当だけでは家計が苦しいので、なんとしても次の4月に0歳児クラスから入園させたい。
そしてなるべくフルタイムで復帰したいと考えている。

世知辛いが仕方ない。

仕組みが変わったことにより入りやすくなったと信じて、結果発表を待ちたいと思う。

どうか、預け先がちゃんと見つかりますように。

#エッセイ #女性 #保活 #保育園

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