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【最近の推しマンガ】「弱虫ペダル」インターハイ【2回目】の個人的ベストバウト‼

こんばんは。
夢を追いかけるKindle作家の【甲斐柱】です。

日曜日なので、今回はノンテーマです。

今回は、思い付き企画
「弱虫ペダル」インターハイ【2回目】の
超個人的ベストバウト‼ 
です。

今まで、
ネタ的に書くことが多かったので
「弱虫ペダル」愛を
真面目に語ろうと思います。

1.弱虫ペダルについて

少年チャンピオンコミックス「弱虫ペダル/渡邉航」24巻より

「弱虫ペダル」は現在も
週刊少年チャンピオンで連載中ですが
数年前のアニメで大ブレイクしました。

最近、
アニメ第5期の製作が発表されましたね。

「弱虫ペダル」のアニメは、これまで
4期に渡り製作されたことになりますが
たまにすごく中途半端なところで
シーズンが終わることもあって、
びっくりした記憶があります。

確か、シーズン1の最終回って
インターハイ2日目の
ゴールスプリント直前で
終わったような…

そして2期目は
いきなりクライマックスから始まる…

2.インターハイ【2回目】のベストバウトは?


少年チャンピオンコミックス「弱虫ペダル/渡邉航」52巻より

僕は少し前まで、インターハイ【1回目】まで
単行本を揃えていました。

しかし、
無性に2回目のインターハイが気になり
残りの既巻全巻を大人買いしました。

1回目のインターハイが熱くて、
2回目もチャンピオンで読んでましたが
いまいち印象が薄いと思っていたのですが
ちゃんとまとめて読んでみると
個人的には1回目以上に友情に熱くて
面白かったです。

適度に忘れているので、新鮮に楽しめました。

何が良いかというと、
割と3年生2人の活躍に
重きが置かれている印象です。


3日間のインターハイで、
総北3年の手嶋、青八木には
それぞれ3回の活躍の場があります。

二人の「チーム2人」は
前々から描かれていたので、
充分に感情移入して読むことが
できて良かったです。

そして、僕の中での
インターハイ【2回目】のベストバウトも
総北3年生からです。

それは
総北・手嶋 VS 呉南・浦久保
です!!

3.デスゲーム!総北・手嶋 VS 呉南・浦久保

少年チャンピオンコミックス「弱虫ペダル/渡邉航」51巻より

インターハイ3日目。
総北・手嶋は、チームと共に
上位で走っていましたが
一瞬の不注意で後ろの集団に飲まれます。

そこに救出に現れたのが
同じく総北・3年青八木。

二人は協力して集団を抜け出し
先頭に近い位置にいるチーム復帰を
目指します。

その途中で立ちはだかったのが
広島・呉南工業。

少年チャンピオンコミックス「弱虫ペダル/渡邉航」51巻より

呉南キャプテン・浦久保は
手嶋に互いのセンサーチップを賭けた
デスゲームを提案します。

センサーチップとは、
インターハイの記録を残すパーツで
インターハイにおける選手の
存在そのもの。

手嶋は苦渋の選択を迫られつつも
これを承諾。

手嶋 VS 浦久保 のデスゲームが開幕!

少年チャンピオンコミックス「弱虫ペダル/渡邉航」51巻より

4.エア チョップド シャーク!

浦久保は頭脳戦で相手を嵌める
策略家かと思いきや、
空気の流れを読み、
空気抵抗の少ないルートをかぎ分けて進む
実力派選手でした。

そこからついたあだ名が
エア チョップド シャーク(空気を割る鮫)

一気に大ピンチに陥る手嶋。
手嶋の能力は「平凡」なのです。

少年チャンピオンコミックス「弱虫ペダル/渡邉航」51巻より

5.見たことねェ 2人スプリント!

手嶋は青八木と協力して
浦久保に対抗。

そして最後の150m。

手嶋と浦久保の短距離合戦、
ゴールスプリント勝負が
始まろうとしています。

先行する浦久保。
飛び出そうとする手嶋、
それを後押ししようとする青八木。

しかし、普通に勝負すれば
実力では浦久保が圧倒的に有利。
手嶋に勝ち目はありません。

そこで、ギリギリで
青八木が思いついた作戦が
「2人スプリント」!!

少年チャンピオンコミックス「弱虫ペダル/渡邉航」52巻より

手嶋を後ろからプッシュして
発射するのではなく、
後ろから手で押したまま
2人一緒にスプリントする

というもの。

青八木は短距離勝負に長けた
「スプリンター」なので
効果は抜群。

誰も見たことがない
「2人スプリント」による
手嶋 VS 浦久保の決着の行方はー?!


6.チーム2人のドラマが集約されたバトル

この戦いの良さは、
「チーム2人」のドラマが凝縮された
ところに感じます。

まず、絶望の手嶋の前に
飄々と現れる青八木。

最高にカッコいい。
そして、「チーム2人」の
結束の固さに胸が熱くなります。

少年チャンピオンコミックス「弱虫ペダル/渡邉航」51巻より

そして、
去年は「チーム2人」で1年生に敗れ
インターハイに出れませんでした。

今回はその雪辱で出場しただけでなく
「チーム2人」のお家芸
「シンクロストレートツイン(同調直列走法)」
をこの3日目の土壇場で披露します。

2人の思いの詰まった走法を
ここで披露するところに胸が熱くなります。

少年チャンピオンコミックス「弱虫ペダル/渡邉航」51巻より

そして、
浦久保とのデスゲーム。
圧倒的不利な手嶋。

そこで
まだインターハイで走って欲しい
という青八木の素直な願い。

ここで入る回想が
更に胸を熱くします。

少年チャンピオンコミックス「弱虫ペダル/渡邉航」52巻より

そして、土壇場の閃きの
「2人スプリント」

挫折の末に生み出した
「同調走法」があるからこそ
説得力がでる技。

手嶋と青八木のこれまでの
自転車人生と2人の関係性を
集約させたような技です。

そして、適度に現実離れして
エンターテイメントもしています。
マンガとしても面白い。

色々、良い点はあるんですが、
とにかく、手嶋と青八木の関係性を
全て集約させたようなバトルだと
感じました。

他にも、
熱いバトルはたくさんあるんですが
一番、これまでの伏線からくる
重厚なドラマを感じたのが
この「手嶋 VS 浦久保」でした。

僕の中ではこのバトルが
インターハイ【2回目】の
No.1:ベストバウト

です!


他にも、
手嶋と葦木場の戦いも良かったですね。

「凡人」と呼ばれる手嶋の
懸命に頑張る姿が、同じく天才ではない
自分と重ね合わせやすいからでしょうね。


「弱虫ペダル」は何度、読み返しても
目頭が何度も熱くなる名作だなぁ、
と改めて感じました。

週刊少年チャンピオンでは
3回目のインターハイが控えてますね。
楽しみです!

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