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リーダーとしての”覚悟”

どうも、日焼け跡が痛いです。

いなたしんのすけです。

いつもご覧になっていただいてる皆様ありがとうございます。

大学編も残りわずかに差し掛かってきました。

そんな大学4年を迎える前に一つ大きな決断をしたのであった。

それは自分がリーダーとして組織運営をすることだ。

組織を作るにあたってまず頼ったのが、大学2年次から大変お世話になっているキャリアデザインの先生である。

そうすると、自分がやりたいような活動をしたいと言っている、1年生の子がいるとのことで引き合わせてくれた。

その子は、一度学内のスポーツ大会でソフトバレー大会を一緒に戦った一人なので面識はあった。だから、話はスムーズに通り、一緒に活動してくれるとのことだった。

そこから、1年生の子が「他大学でいなた先輩と同学年で学生の組織運営している子がいます。その方と会ってみてはどうですか?」と提案してくれたのだ。

その流れで、連絡先の交換を仲介してくれ、後日その他大学(福山市立大学)の学生と会うことになった。

そして、11月中旬頃、福山市立大学の同級生とあったのだ。

そして、団体の流れやなれそめを語った。

「何かしたいと思っていたから面白そうだし、やってみる。」

そう言ってくれたのだ。更に、うれしいお話をいただけた。

「来週か今月末あたりに福山大学と福山市立大学の学生同士約10人くらいが集まって、鍋交流会をするけど来る?そこで、みんな誘ってみたらどうかな?」

ビッグチャンスだと思った。

右も左もわからないけど、とにかく人から人への連鎖を頼りにしていった結果だった。

僕と福山市立大学の同級生はそこに標準を合わせて、話を進めていった。

そして、待ちに待った当日。

僕は予定があったので現地にはみんなよりは少し遅れて到着。

完全にアウェーな雰囲気だった。(笑)

「自分が最年長で周りはみんな年下。リーダーをやったことがない先輩だけど、大丈夫なのか?自分より優秀な学生をどうまとめたらよいだろうか?」素直にそう思っていた。

自信はあまりなかったし、目覚ましいスキルもない。けど、”思い”はある。

僕はこれだ!と思った。

思いだけは負けない。今までの経験もあって、見つけた思いだ。

そう思い、自己紹介の際にそういった話をした。

「福山大学の3回生です。今年中に新しい組織を作ろうと思ってます。後ほど、皆さんの前でお話ししますので、ぜひ聞いてください。」

そして、会の半ばに皆さんにプレゼンをさせてもらった。

言葉には詰まりながらではあったけど、気持ちを込めた。

みんなの反応はというと・・・

意外にも共感の声が多く、一緒に何かできれば!と、みんな賛同してくれたのだ。

こういった共感を勝ち取れる、賛同してくれる仲間がいる。やはり、思いを口にすることが大事なのかと実感したし、すごく自信を持てる機会になった。

しかし、組織をもってなにも成果を上げたことがない。これからどういう風にマネジメントしよう、そういう不安な思いばかりなのは変わらなかった。

改めて、後日

団体の正式な開設と活動内容などを告知した。

団体名は『備後地域学生団体a.h.c』

active humor creativeの頭文字を取ってつけた名前である。

意味については、「人だからこそ持てる力。世の中に対して献身的で、人を引き付ける面白さがあり、人をあっと言わせる発想力がある。」そんな三つの能力を大事にし、伸ばしていくという意味合いから名前をつけたのだ。

そして、コンセプトや目標については以下の通りだ。

【コンセプト】 ・備後地域の学生が広域的に繋がり各学校と連携をして「備後地域の学生は楽しい、魅了がある」というイメージ魅力発信をしていく。  

【目標】 ・備後地域の学生が自発的に活動できる場を形成 し、まち×企業×学生が繋がる環境を築くこと

以上のことをベースにし、15人のメンバーで活動を行っていくのであった。

一つの大学だけではなく、複数の大学が集まって団体を結成するのは備後地域で初の試みであった。何もかもが初めてだらけだったので、プレッシャーというか不安というか、そんな感情は入り乱れていた気がする。

そして、定期的にMTGを設定した※下記MTG一部様子

みんなで集まってはあーでもないこーでもない。毎週のように集まり話していた。

そして、まず初めに僕たちがやろうと決めた企画が「まちの観光マップ」を作ることだった。

「福山駅周辺で学生をあまり見かけないよね。」「情報ってどこでキャッチしている?」「ネットもあまり目覚ましい情報がないし、何があるかわからない」

そういった話を周りの学生や、団体のメンバーから聞き、学生目線で作成したまちの観光マップを、4月に入学してくる学生たちに直接目を通してもらえるように入学式までに作成し、公共施設と、入学式での直接配布、大学内での設置などを手掛けていこう。

そのように学生たちに直接アプローチがかけれる場所やタイミングでの配布を考え、観光マップを作ることにしたのだ。

下記の画像がそのマップの表紙である。

※歩くポーズが不自然すぎるのは許してほしい…笑

表紙に採用したのは学生らしいさわやかとした色をベースに福山の特徴をなるものをちりばめた。

◎福山市の紋章である『コウモリ』

◎福山駅に隣接するモニュメントである『福山城』

◎バラの町福山の象徴である『バラ』

福山の魅力を学生目線で発信し、学生や若者に対して、集客促進を図った。

学生たち自ら企画し、広告の営業、そして、マップ掲載店舗への取材、マップのイラストや地図の制作などを団体メンバーですべて手掛けた。

みんなも不安な気持ちは一緒だった。僕は誰よりも事前に情報を調べ、頼れる人を頼り、団体メンバーにやり方をレクチャーできるようにした。

「僕が不安だったら、みんなも不安になる。」

自分も素人なのに、素人が素人にレクチャーをする。変な話だが、とにかく必死だった。(笑)

この行動がリーダーとして正解なのかはわからないけど、この体験を通して「不安な姿を見せるよりも、自信を持って、メンバーに接する。わからないことがあればわかるようになるまであきらめず努力をする。」そんな風に実感したのであった。

みんなの協力のおかげがあって、なんとか作り上げることができたのだった。

そして、発行後には数多くのメディアが団体や自分個人について取材を行ってくださったのだ。およそ10社ほど取材が来て、新聞や経済情報誌、テレビまで広まったのだった。

団体メンバーと喜びを分かち合って次なる企画の旅路の支度をするのであった。

そして、このまま表舞台を駆け上がるかに思えたが、しかし、その裏ではリーダーとしてはつらい現実を受け止めなければいけない瞬間が次々と襲い掛かったのであった。

つづく。

いなた少年の熱い思いはみんなへ届き、行動へとつなげることができた。

一つの成功体験としては素晴らしいものだったのでしょう。

しかし、一気に駆け巡るかに思えたが、新たな悩みが舞い込んでくるのであった。

次回「ビジョン〜目先と中長期について〜」

次回も乞うご期待。

では、また来週金曜日(^^)/

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