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階層性力学と2乗3乗則からダークマターを説明

 破れていると言うか、絶対静止座標系のニュートン力学や局所的な一般相対論のように、逆二乗で階層構造ごとにリセットされるような関係ではなく、階層性力学は時間の進み方が階層によって違い、絶対静止座標系の無限遠の基準が変わるので、それを考慮した補正をしないといけないと考えられます。

Λ-CDMモデルとは、「冷たい暗黒物質 (Cold Dark Matter, CDM)モデル」に宇宙項 Λ を加えた宇宙モデルのこと。英語圏では“Lambda-Cold Dark Matter Model”とも表記し、「ラムダ・コールド・ダークマター・モデル」と読む。Λ-CDMあるいはLCDMと略記される場合が多い[1]。https://ja.wikipedia.org/wiki/%CE%9B-CDM%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB

 ダークな仮定が必要になるだけで、

「正体不明のものが存在するとわかっている」とは何だかとても奇妙な言い方であるが、 暗黒物質の存在は、特殊な観測や理論から導かれたのではなく、 様々な観測結果から共通に示唆されており、ほぼ事実といってよい。 以下にその根拠となる代表的な観測事実を挙げる。
 銀河の回転速度が、星の存在しない外側領域でも大きく減少しないこと
 銀河団内の構成銀河の速度分散が非常に大きいこと
 多くの銀河団に見られる重力レンズ現象
 宇宙の大規模構造の形成
これら全ての観測結果を説明するためには、大量の「目には見えないが重力相互作用をするもの」 を持ち出さなくてはならない。
http://member.ipmu.jp/naoki.yoshida/darkmatter.html

 たとえば銀河という天体も、銀河群の中で運動しています。

銀河群は、最小の銀河の集まりである。銀河の数は50を超えず、典型的には直径は1-2Mpc、質量は約10¹³太陽質量である。ここの銀河の分散速度は約150km/sである。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E7%BE%A4

 これは銀河がどの集団にいるかによって、まちまちだけど、この分散速度による下位階層の光速の落ち込みは、以下の P が球殻の内部にある場合の重力ポテンシャルの落ち込みと逆に動径半径が増すと重力が増えるのと同じで、

重力とポテンシャル

Pが球殻の内部にある時
http://hooktail.sub.jp/mechanics/gravitySphere/

ミックス重力

 この落ち込みに対する無限遠は光速差に向かっており、

c² = w²ーv²(銀河団における銀河の速度分散).

 スケールファクター γ を距離 D の逆数次元(m⁻¹)の後退係数(k₀=H₀/V₀ ≒56.5/Mpc、ハッブル定数 H₀=70(km/s)/Mpcパイオニア・アノマリーの熱放射を差し引いた残留減速から求めた後退速度 V₀≒1,240 m/s)に置き換えると、

1/γ = w/c = m₉/mi = √(c²+v²)/c = 1+k₀D.

 その重力は、動径半径に応じて、銀河の外(速度分散している質量、上図の a まで)まで増加するのと+内部の逆二乗の万有引力の計が銀河内の回転速度になります。 

 ニュートン力学の重力(万有引力)と慣性力(遠心力)のつり合い式から、エネルギーの増減とスケールの変化を考慮して、

mi・v₁²/r = GM・m₉/r².

 光の運動量の等価原理(楕円運動していても光の運動量が変わらなければそれは慣性系である)から慣性質量 mi と重力質量 m₉ を省略し、

光速差(mi≠m₉) → 力のつり合い → 無重量状態 → 光速一定な系(mi=m₉) .  ※重力と慣性力のつり合いは重力質量と慣性質量の等価を意味しない。

 動径半径 r と距離 D が打ち消し合って、動径半径の内側の質量 M に対する後退係数 k₀ の付加項が付きます。

v₁²=(GM/r)/γ = GM/r(1+k₀D) = GM(1/r+k₀).

※ GM/r は、GM/r ≫ GM・k₀ が無視できる場合の近似

 結局、全質量 M に比例する項(太陽系でもこの項はそもそも有るが銀河の総質量の 1/1000 億未満の太陽系では近似だった)が付き、150 km/s の分散速度の対するポテンシャルに漸近していくだけですね。その銀河内は剛体じゃないので内部は公転し、銀河系は一体になり移動している天体のように、1/r ポテンシャルとミックスされた運動になる。

これは「質量欠損問題 (missing mass problem)」として知られている。これらの結論に基づき、ツビッキーは銀河団を互いに引き寄せる十分な質量や重力を及ぼす目に見えない物質が存在するはずであると推測した。

ビッグバン直後の均質な宇宙において初期揺らぎから最初に銀河が生まれ、発生した銀河が規模と数を増しつつ宇宙へ拡散し、銀河団、超銀河団、宇宙の大規模構造へと進化したとするボトムアップ説を採用するビッグバン仮説では比較的初期の宇宙(現在から100億年前、宇宙誕生から38億年後)にヘルクレス座・かんむり座グレートウォールのような全長100億光年にも達する超巨大な構造が形成されるに至ったメカニズムが理論の修正なくして説明不能である[12]。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E9%BB%92%E7%89%A9%E8%B3%AA

 大規模構造において、光速は変化するのかしないか、訳わからない相対論信仰などしてるから、辻褄が合わないこといってるだけです。

 このように光速差が系を形成するという風に、ちゃんとニュートン力学を修正すると量子論の非局所相関だけでなく、フルスケールでいろいろな問題が解決していきます。

 だから暗黒流動(ダークフロー)なんか持ち出さなくても、
ニュートン力学で説明可能でしょ?

ダークフロー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC

 太陽系程度の質量では、そのミックスの重力の内、暗黒分を無視して近似できてただけで、古典論の質点がなければ(光速度の基準の波動と粒子の運動の二重性)重力ポテンシャルと質量に境界はないのだから、流動性(逆二乗)+暗黒性(内部重力)でよいのでは?

 以上を発表させてくれる学会があれば、歓迎します。


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