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楽しみがある生活(余暇支援の大切さ)

先日、長野に行ってきました。
一番の目的は、前の職場へ遊びに行かせてもらうこと。

職リハ学会で親しくさせてもらっている池田さん、奥脇さんと「星明さんの前の職場を見学しよう!」って話になり、一緒に行ってきました。


森と木を辞めて6年。
たった6年ですが、予想どおりユニークな事業がたくさん展開されていました。

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「ベジタボーラ」「森と木365」「アトリエキノ」「ようこそ森と木ラボ」「Café Hakunamatata」「もりときピコ」など。
事業所の名前は面白いし、建物はおしゃれだし、事業内容も個性的で、久々に見学させてもらいとても刺激的でした。
(新しいグループホームも行かせてもらいましたが、行動障害のある人も、医療的なケアが必要な人も、みんな地域で生活されていました。)

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森と木の一番の特徴は、余暇支援の充実さ。
サークルQ、アフター5、大人倶楽部など、毎日なにかしらの余暇支援が行われていて、法人を利用してる人も他法人を利用している人も、誰でも利用することができます。

「人生は楽しくないと!」
岸田さんは、何度もそうおっしゃっていました。

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法人設立前からやっている余暇支援。
長くやっていることで利用する人が固定されてきたようで、利用していない人、楽しさを感じて欲しい人をターゲットに「大人倶楽部」を始めたようで、「人生は楽しい」ってことをちゃんと真面目に考えて展開されているところが流石でした。


「障がいのある人の地域生活のことしか考えてない」

森と木での実践、事業展開は、いつも地域生活支援がキーワードです。
入所施設は大反対だし、
支援者は親の言うことを聞かない方がいいって思っているし、
本人が地域とどれくらいつながっているかにこだわっているし、
行動障害や医療的ケアの方であっても地域で生活することにとことんこだわっています。
それが本当にすごい!

それに、最近はグループホーム→地域移行への取り組みを進めているとのこと。
グループホームを卒業した人が10人以上おられ、卒業後にご本人の意見を聞くと、

「もうグループホームには絶対戻りたくない」

と言っておられるそうです。
長野のグループホームは都市部と違って一人ひとりの専有面積も広く、ハード面はとても充実しています。
それでも、共同生活というスタイルのグループホームは、ご本人にとっては自由ではなかったのかもしれません。


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障がいのある人もない人も共に地域で生きていくこと。
「自分らしい」生き方であること。
これが森と木の理念です。

理念を実現するため、ブレることなく実践を積み重ねている森と木はやっぱりすごかった。


さて、今の自分はちゃんとブレることなく実践できているか…
長野から帰ってきて、自問自答の毎日です…

地域で生活する、自分らしさ、余暇支援、人生を楽しむこと。

自分にできることなにか…。実践しながら考えていきます!

#地域生活支援 #楽しみ #余暇 #長野 #ブレずに実践 #障がい #福祉

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