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2024/06/29 初夏

今、かなり疲れていてハイテンションになっている。言葉が溢れて止まらない。そのことを留意した上で読んでほしい。

今日は一日中初めましての人たちと一度しか行ったことのない場所で研修を受けていて、ずっとアルカイックスマイルを浮かべながら背筋を伸ばしヒールの高い靴で歩き回っていた。かなり疲労困憊。明日も朝から研修がある。少し落ち着きたい。

研修は自分を含めて3人で受けていて、面白そうと思って休憩中にいろいろ話しかけてみた。ひとりは大学1年生。もうひとりは2年生。ちなみに私は4年生で就活を終えて初対面の人と話すことに慣れている。

その1年生の子は、(おそらく私立の大学)せっかく文学部を一般受験したのに全く授業がなくて、一週間に4回も第二言語の韓国語の授業があるのみでとても暇だしがっかりしている。と言っててとてもびっくりした。

大学1年生で授業がそれだけしかないという話を今までに聞いたことがない。2年はもっと暇になるかもしれないらしい。さすがにモラトリアムが過ぎるのでは?

とにかく暇で、今回バイトを受けたらしい。一応4年生でもう終盤だからいろいろこういう道があるかもと話してみた。二人とも真面目そうで仲良くなれそうでよかった。

2年生の子は学芸員資格を取っている最中らしい。まさにぴったりのバイトだ。賢い。

研修はとにかく情報量が多くて、座学の他に館内の案内も何回かあっていろんなところを歩き回った。敷地が広大な上に建物がいくつもある。そしてお客さんの数が多い。すごい規模感だ。

そして人手不足で当初の業務よりも忙しくて複雑な業務を任されることになった。飲食店のレジ打ちやホールスタッフで軽くパニックになってしまって上手く動けないのに大丈夫かという不安はあるが、無理しない程度に頑張りたい。

私の想像していた規模感よりだいぶ大きくて人気の施設だったらしい。都内の人口舐めてた。人が多いところは情報量が多すぎて少し苦手。落ち着いて行動しよう。

勤務地も広大だが、近くにもっと大きな公園がある。バイトの行きで通り過ぎたときはちょうどたくさんの屋台が準備していて、お祭りをやっていた。

土日ということもあって行きも帰りも本当にしあわせそうな人たちしか歩いてなくてスーツを着ている人は私だけだった。楽しさ半分、さみしさ半分で歩いていた。

徒歩圏内に行きたかった展示があったので、研修が終わったあと勤務先の展示をざっと見つつ、会場に向かった。靴擦れして血が滲んでしまった足にとっては場所が遠い。そして一階が暗い。やってるのか?と不安になりつつもopenの立て看板を見て二階に上がる。在廊の学生が受付にいた。

読むのに慣れるまで時間のかかった一枚の作品図録とステッカーになっているDMを手に入れる。二階の作品は三点。続いて三階へ。以前から気になっていた画家の方の作品がある。作風に変化がみえる。個人的には以前の孤高で絶対的な作風の作品が好きだった。今後のさらなる活躍を期待。Xで名前を見たことがある方の絵もある。よかった。

一階へ行く。図録を見るとなんと一階もやっていたらしい。ガラスに貼られた断片詩とイラストの重なり合いの作品と内部に映像つきのインスタレーション作品。なかなかファーストインパクトがある。日が落ちると外から見た外観と室内の風景はどのように変化するだろうか。気になる。

見落としていた二階の一番奥の作品を鑑賞するため再び二階へ。
なるほど。確かにこういうタイプの作品も見たことがある。

全体の感想としてはフロアごとの空気感にまとまりがあって面白かった。作品の横に詳しいステートメントの記載がなく、いったい何を考えて作品つくってんの?と思った。自分も個展の際には気をつけよう。私も美術の社会化を無意識のうちに求めてしまっているのかもしれない。

昨日はタトゥーシールをはじめて使ってみた。意外と馴染みがよくかなり気に入った。目に見えるところは落とし、手首の内側のみ入れたままにした。

タトゥーは一生ものだけどシールだと手軽に試せるから、入れてみたいと思っている人は同じ図柄で一度試してみるといいと思った。ちなみに私は入れる予定はない。たまにシールを取り入れつつまっさらな余白を楽しもう。

そしてタトゥーは配置が難しいと知った。いくつか入れると他の図柄とのバランスを考えたほうがよくてけっこう難しい。

明日も研修があるから今日はここまで。お疲れさまでした。

2024/06/29
S.Hanatsuki 

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