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お茶の町「掛川」で味わう本格茶カフェ

静岡といえば「お茶」のイメージが強いかと思います。
筆者の出身地である掛川市も例外なくお茶の町で、ブランド「掛川茶」が名産に上がります。

小学生の頃には、茶摘み体験が授業であったほどです。


温暖な気候と適度な雨量、なだらかな傾斜地の多い地形などを活かして、市全体の面積の約1割にあたる畑で、茶が栽培されています。

市内では約1,400軒の農家が茶の生産をしており、いたるところに美しい茶畑が広がっています。

特にゴールデンウィーク前は、新茶の若い芽の柔らかい黄緑色が美しく、新緑に染まった山々によく映え、見事な景色をご覧いただけます。

そんなお茶所掛川には、茶スイーツを味わえるカフェがたくさんありますので、おすすめ3店舗を紹介していきます。


風情溢れる店内で楽しむなら

静岡県内を中心に、全国各産地からこだわりのお茶を取り揃え販売している日本茶専門店といえばこちら。

『日本茶 きみくら』です。


きみくら本店



本店のみの営業でしたが、連日行列が絶えないため、近年2号店として『きみくらカフェ』もオープンしました。


きみくらカフェ

ポップでカジュアルなカフェに比べ、本店は落ち着いたたたずまいで、風情溢れるワンランク上のカフェタイムが楽しめます。

おすすめのティラミスをはじめ、パフェやあんみつなど様々なメニューを楽しめます。

また、セットのお茶は、1敗目を飲んでから急須に追加でお湯を注ぐことができるので、おなか一杯まで緑茶を楽しむことができます。


漫画『ゆるキャン△』のモデルとしても紹介されていました。

1階の売店では、日本茶をはじめ茶道具やお菓子、季節毎のギフトの販売がありますので、お土産を検討されている方、お茶を気に入った方はその場で購入できるのも、うれしいポイントです。


リーズナブルに本格茶を味わうなら

デザートとお茶を注文をすると、軽く1000円は超えてしまう日本茶カフェ。

財布にやさしく満足感を味わいたいならこちら。

『tea time まるは』


Tea Time まるは

こちらはなんと、デザートのセットでなんと540円。


テリーヌは味わい深く濃厚で、一度食べたらはまります♪

しかしながら、運営する松下園さんは掛川市で百余年ほどお茶の生産、加工、販売されている伝統農家であり、無農薬栽培された自園自製のお茶を提供されているので、信頼性は間違いありません。

店内の席数はあまり多くはありませんが、高い天井ときれいな店内は落ち着くこと間違いなし。


木のぬくもり溢れる安心する店内。

季節限定のメニューもあり、夏場は「かき氷」がおすすめです。

道が細く、大通り沿いに見える看板が分かりにくいので、注意して探してみてくださいね。


目的地近くなりましたら、車のスピードを落として探してみてください。

天守閣を一望しながら、茶室で一息つくなら


掛川城公園内にあり、木造平屋建ての茶室で一息つきたいときはこちら。

『二の丸茶室』です。


二の丸茶室

入室料510円を払うと、中に入ることができます。
庭先で景観を楽しむだけであれば、入場無料です。

こちらはなんと、藤井聡太5冠が対局をした場所で、同じお抹茶と生菓子をいただけます。

天気の良い日には、天守閣を眺めながらお茶を飲むことができますし、その後、場内を散歩することも可能です。


畳の上で頂くお抹茶は大人な時間を味わえます。


掛川駅北口から徒歩10分で行けるため、アクセスも良好です。


健康長寿の町

掛川市はなんと、男女ともに最もガン死亡率が低いという結果が示されました。

その秘密はやはり「緑茶」。

緑茶を飲むと、コレステロール値の減少や、ウエストが細くなるなど、生活習慣病の予防効果が期待できます。

お茶をたくさん飲む市民の生活習慣に、健康長寿の秘密がありました。

笑顔でおいしく健康に。

急須でお茶を入れる機会が減っている現代ですが、
カフェで気軽にお茶の魅力に触れてみてはいかがでしょうか?


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