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恩師からの教え

「誰にでもできることを、誰にもできないくらい一生懸命にやる」


高校時代の部活動の顧問からの教えです。

例えば挨拶。
挨拶って誰でもできますよね?
でも、挨拶された相手が気持ちよくなる挨拶って、どんなものだと思いますか?

笑顔でする。
挨拶してから頭を下げる。
挨拶する時には立ち止まる。

考えてみると、色々工夫できるところがありますよね。

誰にでもできることを突き詰めることって、みんなできるはずだけど、やっている人、やれている人って、自分も含めて実は少ないんです。

だから、そこを考えた究極が、プロフェッショナルや極上のサービスとして形になり、会社や組織であればブランドになるのだと思います。

冗談でも
「楽だった」とは言えない部活時代。

顧問の先生や先輩が怖かったから、ひとまず必死にやっていた高校時代の私。

だけどこの教えのおかげで、私は自分の意志が弱くて「まあいっか」と、誰でもできるようなところで手を抜きたくなる時に、自分を律して踏ん張らせてくれるひとつの指標になっています。

「誰も見ていないからまあいっか」ではなくて、見ていないけど丁寧に向き合うことで、その他の場面で、さまざまな気づきや考え方に繋がり、生きてくるのだと思うのです。

毎回意識できているわけではないけれど、定期的に思い出す大切な教え。

私は「当たり前を当たり前にする」が、サラッとできる人でいたいです。

別に、誰に強要するわけでもないけれど、それを積み重ねられたら自分が気持ちいいし、自分を好きになれるから続けたいと思っています。

人生の教えとも言える言葉をくれた恩師との出会いは、間違いなく私の人生を豊かにしてくれているし、人生を変える出会いでした。

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