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【提携企業グループでの体験会レポート】ブックオフグループホールディングス株式会社

セレンディピティ・ブックス・ダイアローグ(SBD) を、研修事業ご採用プログラムとしてご検討いただくために、青山ブックセンターさまを含むブックオフグループホールディングス株式会社の皆様にご体験いただいた際のレポート記事です。
企業研修検討のご参考にしていただけましたら幸いです。


レポート


ブックオフグループホールディングス株式会社の皆さまは、グループ内での部署や役職を超えてのご参加でした。

限られた情報のみが書かれたセレンディピティカードを頼りに、チーム内で本を選ぶDAY1では、時おり雑談も含む和やかな対話のご様子が見られました。

Day1では、このようなご感想をいただきました。

「リモートワークがはじまるコロナ禍前でも、そういえばこういった雑談は思いの外していなかったことに気づきました。とてもいい時間でした。」



Day1からDay2までの2週間で、各自で読書をしていただきます。

Day2では、まず最初に読後の個人のご感想を伺いました。
皆さん、ご自身では手に取らなかっただろう一冊を読むことになりましたが、


「社会のどんな課題を解決するための施策なのか、それを考える必要がある。センスメイキング=はらおちする、腑に落ちる、これをどうやって相手にそうさせるか。単にこれを進めていくぞという正しい正論だけでは人は動かない。バランスがいいなぁと感じた。新規事業をやっていく上で、非常に役立つ内容だった。めちゃめちゃ取り入れたい!と感動でした。」

読書って気づきがあっていいなと改めて思いました。今よりもよりよい未来をつくるために「新しいテクノロジーを実装する」。自分について考えると逆転していた気がします。成功体験があったり、方法論が出来上がっていると、新しいことにチャレンジするのが遅れるなぁと気づきました。過去には新たなことにチャレンジした経験があるのに、今の自分はをチャレンジしているか?そう自分に問いかける機会になりました。


と、「本」の買取・販売からスタートして店舗を全国展開し、様々なモノのリユースにチャレンジしてこられたブックオフグループ社員の皆様だからこその気づきが印象的でした。



Day2でのグループ対話では、部署や役職を超えて、個人の想いや今後の事業の展望について高い熱量でポジティブに対話が進んだようでした。

個人の想いを伝え、受けとめあい、共に企業の未来を描いていこうという場になりました。

これらの対話を通して、

今の現状に合わせ理想を変えていくために能動的に働きかける可能性に気づいた。

社外の意見も取り込み多様性を受け入れていくことが大切。

客観的な視点から、正しさを見つめ直し、ときに角度を柔軟に変えていくことも必要。


など、フラットな対話のプロセスを通じ言語化されることにより、大切な方針が自然体での共通認識となったご様子でした。

また、

世界の境界も、自分自身が決めているのではないだろうか。
自分自身と率直に向き合うと、共感する人が見つかる。
ダイアローグとは、「人々の間で意味が流れること」とあった。
共感する人との間で、ダイアローグをしていく。自分たちが自分たちなりの形で、リーダーシップをとっていくことが時代を生き抜いていくことになるのでは。

と、コミュニケーションにおけるダイアローグ(対話)の重要さへのご理解もご共有いただきました。


Day2を終えた皆様のお顔は、晴れやかな笑顔でした。

得た気づきをすぐに活かし、部下とのコミュニケーションの仕方を改善された方や、新規事業の提案に向けて動き出した方など、生まれた熱量を活かした行動変容につながりました。

このご体験会によってご信頼をいただき、その後の青山ブックセンターさまとの業務提携となりました。



一般社団法人ダイアローグ・ラーニング
セレンディピティ・ブックス・ダイアローグナビゲイター
井上 真祈子



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