さり

北極星を探し求めて、今日も思考は世界を放浪中(特にサバンナ)。コロナ感染によりLong…

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北極星を探し求めて、今日も思考は世界を放浪中(特にサバンナ)。コロナ感染によりLongCOVIDの民に。回復は蜃気楼のような距離感で低浮上だったけれど徐々に回復中。自然 / 健康 / アート

最近の記事

#62 暗闇を楽しむ / Drawing After Dark

なんてことのない ちょっとそこまでのお出かけ それすら叶わぬ日々に別れを告げ くたくたになって帰ってきた身体を バスタブに沈めて まだ沈まぬ、この季節の太陽 仄かな薄暗さの中で、揺れるキャンドルの灯り 主よ人の望みの喜びよ カノン よくわからないけど 明るそうな曲を聴きながら ピアノが弾ける人生って 良いだろうなと考えた その頭で、置き直したキャンドルと 日没時刻の最後の光だけを頼りに 色もカタチもハッキリとはわからない 絵を描いてみる 何も見えない暗闇で描くほどの

    • #61 どうにもならない苦しみの昇華について / Not mud, You Lotus

      梅雨のせいもあるけれど、 なーんかシンドイなぁと思って。 SNSを開くと、どうにもならない苦しみや、悲しみを抱えている人達がたくさんいて。 気持ちのやり場に困って、「どうしようもない苦しみからは、どうしたら救われるのだろうか」なんてテーマで考えてたら、下の図が浮かびました。 例えば、大切な人を悲しすぎる運命で亡くしたり、許したり寄り添っても大切なものを踏み躙られ続けたり、脅威を感じる相手から傷付けられ続けたり、原因と離別しても同じことが繰り返されたり、自責を取って成長し

      • #60 初心者の7日間 〜刺繍チャレンジ〜 / Stitched with Sorrow and Anger

        遡ること1週間前の週末。 「やっぱり、何かを作りたい。」と書いたものの、途方に暮れていました。 「そもそも何をつくろうか、材料探しに出るエネルギーがないやん。」 頭の方は、週末に本を読める位にまで体調も回復したけれど、体力の方はまだまだもうちょっと。 そこで大人しく、Amazonで翌日配送してくれる初心者向けのキットを探したところ、刺繍のキットが手軽で楽しそうだったのでやってみることにしました。 DAY0日曜日に届いた荷物を解体して下準備。針に糸を通すだけでも意外と分

        • #59 【絵本?】迷路の中のモルモ / The Naked Kings

          今日の主人公の名前はモルモ。 「迷路」という名の巨大な箱の中で暮らしています。 モルモが暮らす迷路には、毎日、「クエスト」と呼ばれる問題が届きます。 このクエストに答えることで、毎日のごはんを手に入れることができます。 頑張り度に応じて、手に入るごはんが変わってくるので、モルモは毎日、クエストの攻略を頑張っています。 だけどモルモには、わからないことがあります。 どうして、モルモがクエストを解けば解くほど、争いが起こるの? クエストを解かないとごはんが食べられない。

        #62 暗闇を楽しむ / Drawing After Dark

        • #61 どうにもならない苦しみの昇華について / Not mud, You Lotus

        • #60 初心者の7日間 〜刺繍チャレンジ〜 / Stitched with Sorrow and Anger

        • #59 【絵本?】迷路の中のモルモ / The Naked Kings

          #58 知恵の苦しみに不可欠なもの / Beyond the Walls

          後遺症で何も考えられなくなったとき、 この世界がキラキラと輝いているように見えました。 それから半年余りが経過して、だいぶ思考力が戻ってきたけれど、 元の水準までは全然回復し切ってはいない段階にいます。 そして……、身体的な不調と違い、思考力の回復の場合は、その過程で辛くなる時があるのではと予想していたのですが、そんな気配が色濃くなってきました。 例えるなら、キラキラと世界が輝いていた子供時代が終わって、大人になった世界が見通せるようになって、世の中に絶望している15歳

          #58 知恵の苦しみに不可欠なもの / Beyond the Walls

          #57 サバンナ時間に揺られて / Meditaining by Reminiscent of Ancient Times

          冬は過去へと過ぎ去り、森や山に溶け込みたい欲求を募らせている今日この頃。 心とは裏腹に動きたくない肉体。リハビリ(ペーシング)のための散歩も、休まず10分以上歩くのはキツい状態。 そんな感じで何処へも行けない連休だったのですが、でも何かちょびっとはスペシャルな感じにしたくて、考えました。 「そうだ!サバンナ時間をつくろう…!」 やることはなんてことはない。 バスルームの照明を完全に切って、真っ暗闇の中でキャンドルに火を灯します。 のんびり入浴しながら、小さな炎の灯

          #57 サバンナ時間に揺られて / Meditaining by Reminiscent of Ancient Times

          #56 抗うフォース(強さ)の作り方 / May the Force Be With You

          こんにちは。 5月4日と言えば、「May the 4th be with you」の日! スターウォーズ・マニアじゃなくても、ユーモアがあって楽しくなるので、年に一度のこのダジャレは大好きです(笑) こんな陽気なGWに、こんな陰鬱なテーマを持ってくるのはどうだろう?と思いつつも、今回は、フォース(勢力)に抗うフォース(強さ)について考えてみたいと思います。 二分思考な私たち連休ということで、積読の山に手を伸ばしてたところ、ふと、こんな一文が気になりました。 そう、二元

          #56 抗うフォース(強さ)の作り方 / May the Force Be With You

          #55 思考スタイルを図解してみる / Finding Your Thought in a Shape

          こんにちは、さりです。 最近はnoteを書いていると、長文になりすぎてボツにすることが増えてきました(´-﹏-`;) とにかく今回は、1,000文字以内におさめるポリシーで参ります。 5段階の思考スタイルさて、アダム・グラントの Thinking Styles のピラミッド図をご存知でしょうか? 要するに「考え直す = Think Again」ことが大事ですよ〜っていう話なのですが。 今回はこれをネタにして、各階層の図を描いてみようと思います(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠

          #55 思考スタイルを図解してみる / Finding Your Thought in a Shape

          #54 人間の脅威と孤独な道 / Away From The Immediate Tavern

          ひとり、ふらりと立ち寄った食堂は賑わっていた。賑やかなテーブルからは、どこか「寅さん」の世界観を彷彿とさせるようなノスタルジーが漂う空間だった。 そんな雰囲気の中で、「人間」や「北極星」について考えようとすると、なんだか可笑しな自分に気付いて笑えてくる。 それでも思考は、街を離れて遠い場所へと旅立つ。人気や灯りのない荒野のほうが、星が良く見えるから……。 … そんな陰鬱な世界で、ふと思った。 地球規模で見て、社会が豊かになるほど、「ひとり」を選ぶ人が増える傾向がある

          #54 人間の脅威と孤独な道 / Away From The Immediate Tavern

          #53 「正義」と北極星 / Be a Fragment of the Truth

          思えば幼い頃は「正義」というものがシンプルだった気がします。時代的にも、アニメの主人公が決まって「正義」でした。 それが次第に、誰の立場にも正義があると描かれるのが普通になりました。むしろ、多様性なき正義こそが平和を脅かすという感覚を養うことは、とても良いことだったように思います。 そんな世界観を次のステージに運んでくれるのは、次のような視点かもしれません。 たしかに。改めて考え直すと、「他人は他人、自分は自分」が最適解だと思われたのは、情報を集約して処理する能力の限界

          #53 「正義」と北極星 / Be a Fragment of the Truth

          #52 チームワークの表と裏の世界 / Every coin has two sides.

          違和感だらけの環境にいると、 人間について学ぶ機会には事欠きません。 先日、「みんなバラバラなんだよねぇ…」という悩みを聞いて、その違和感にアンテナがピーンと立ちました。 どうやらこの世には相反する2種類のチームワークがあるらしい。今回はそんなアイデアを図を書きながら考察してみたいと思います。 2種類のチームワークそして、 チームワークを好むけど、自分よりも賢明な人に否定されるのは嫌だと思われた場合、おそらくは同質的なチームが好みでしょう。 チームワークが好きかどう

          #52 チームワークの表と裏の世界 / Every coin has two sides.

          #51 note記事50回突破しました🐣 / Take small steps every day and you'll eventually get there.

          仕事に支配された人生からの脱却をすべく、noteを書き始めて、先日50記事を突破しました🙌 この辺りで振り返って整理してみようと思います。 #0 アカウント立ち上げフェーズ🍼 一番最初の記事は、2021年の国際女性デーについて、海外記事を紹介するnoteを書きました。最近の自分はどちらかというと、結局あらゆる問題はどれも根っ子が同じで全部繫がっていると考えていて、この記事を書いた頃とは違う世界を見ているように思います。 #1〜#30 note習慣化フェーズ📝時を経て20

          #51 note記事50回突破しました🐣 / Take small steps every day and you'll eventually get there.

          #50 人生折り返し地点 / Reroute

          この10年を自分のために使えなかった。 という、どうしようもない気持ちがある。 厄年がどうしようもない厄年で こんなんだったら海外で荒波に飲まれよう そう決心して、前に踏み出したら、 国境が閉じた。 それからの時間。 定め通り、また厄年。 後遺症になっても、「なんで自分が」 と思えなかった。 何処かでそうなると、 ずっと予感していた。 もう後には戻れない。 そんな道が増えていく。 子供は好きじゃない。 でも産んだ覚えのない 大きな子供の相手をするために 生

          #50 人生折り返し地点 / Reroute

          #49 食べられるための本能 / Dreams shuttered for breath

          あなたは脅威を前にして、意志とは裏腹に、 何も出来ない無抵抗状態に陥ったことがありますか? STORY01 むかしむかし、本が好きなウサギがいました。 頼みごとをすれば知恵を駆使してなんでもやってくれる、 とても便利なウサギでした。 02 そんなウサギのもとには、 たくさんの炎上したメテオが降ってきました。 ウサギは知恵の魔法を使いましたが、 消せば消すほど、より巨大なメテオが降ってきました。 03 メテオとの戦いに疲れたウサギは、 前戦を離れて、魔術書を編集する

          #49 食べられるための本能 / Dreams shuttered for breath

          #48 脅威と向き合うこと / Embracing Fear

          自分の場合、…実のところ、これと言って特に考えていません。 いえ、もしかしたら、少しは何かを考えようと思って、noteを書いているのかもしれません。例えば前回は、こんな図を描きました。 概念的思考は、重要か?情報化社会に伴って、オフィス・ワーカーは以前より「概念的」に仕事をすることが求められていると思います。 その意味では、概念的な人は将来安泰かもしれないし、概念的でない人は、メガネのような何らかの(今はまだ存在しない)補助装置を手に入れることが、最終的に知的労働社会で

          #48 脅威と向き合うこと / Embracing Fear

          #47 傷付け合う3人 / The Edges

          人はなぜ傷付け合い、争いが起きるのか。 人類の永遠のテーマのようなトピックだけれど、それは時として、他人を慮るタブーが、お互いの理解を妨げていることがあるからかもしれません。 つまり、話題に触れること自体が過激的にもなり得る。今回は、ちょっと過激かもしれないタブーな話をしてみようと思います。 苦手なタイプ転職の面接でのこんな質問に、面接官の満足のいく返答が出来なかったことがあります。 ビジネスライクの範疇に限定すれば、自分が努力をすれば、大抵のことはカバー出来ると、お

          #47 傷付け合う3人 / The Edges