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「やめる」ということ

僕がやりたいことはまだまだこれからたくさん出てくると思う。それは珈琲屋をやりながらできることもあれば、もしかしたら店を辞めてでもやりたいことができるかもしれない。それも人生だと思う。僕だけじゃない。知っている人全員、いや知らない人まで全ての人間の人生はきっとおもしろい。それは当人が面白くないと思っていたとしても、僕からしたらめちゃくちゃおもしろい!と言ってしまうかも。全然おもしろくないよ!って言われるかもしれないけど。その時はごめんなさい。

辞めるという選択肢はとても怖いことのように思う。僕自身アルバイトを辞めるというあの瞬間は心臓が張り裂けそうなくらいドキドキするし、もっと嫌なのは辞めますと言った後の辞める当日までのあの数日感。いやーきついですよねあの期間は。辞めるってわかっているからか、一緒に働いていても雑用ばかりになるし(しゃーないけど)なんか居心地悪くなるっていうか。まあそれでも「辞める」という選択ができるのはすごいことなんだ。もちろん辞めようと思っていなければ辞めるという選択肢すら生まれない。やっぱり1番まずいって僕が思うのは辞めたいという選択肢が常にありながら、それでも体を騙し、精神を騙し、仕事に行き続けてしまうあの時間なんじゃないかと思っている。これは別に僕がどうこうできる問題でもないし、その人にとって大切な何かがきっとあるんだと思う。それは過去にあるのか未来にあるのか。はたまた両方にあるのか。それすらその人にしかわからない感情がある。それでも珈琲いいかげんのマスターとして、病むくらいなら辞めてもいいんじゃない?とお悩み相談をする場所として有るのもいいよねと。これは未来ね。辞めると思っていなかった人が急に仕事を辞めることもあるし、自分たちにとって仕事って何なのでしょうか?人生?未来?過去?やりたいこと?なんか色々考えることがあって頭を悩ませるかもしれませんが、まず考えることはきっとあなた自身の心が全部知っているし、そんなに考えるべきことなんてないのかもしれないなあと思う。特に自分がどうもできない事柄については悩む必要すらなくて。僕もたまに考え悩むことがあるけどそういうのは全く解決することができない悩みもある。だからそういうのはもう終わりにしようよ。って思う。目の前のことに真剣に向き合って考えてやってみる。しかないんじゃないかなあ。僕も目の前のこと、来てくれたお客さんのこと。大切にやっていきます。

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