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オンライン

皆様は、オンライン化についてどのような意見を持っていますか。


新型コロナウイルスの影響により旅行に行けなくなってしまうだけではなく、多くの楽しみが失われただろう。学校に行けなくなってしまった子供達や仕事終わりの一杯を失われた大人たち。この一年世界は大きく変わっている。


特に大きな変化といえば、授業や仕事のオンライン化ではないだろうか。


オンライン化になり、多くの利点がある。例えば毎朝満員電車に乗る必要がなくなった点だ。特に、真夏の満員電車は戦場である。朝から、汗をかいたおじ様と肩を並べて電車に乗ることもない。毎朝馬鹿みたいに早く起きることもない。

仮に通勤時間を一時間だとしよう。朝8時には、会社に出勤していなければならない。単純に逆算すると、遅くても6時には起床していなければ遅刻をしてしまう。しかし、仕事がオンライン化したことにより、いつもより一時間長く睡眠時間を取ることができるだろう。また、浮いた一時間で朝の筋トレをやることも可能だ。どちらにせよ、日中の集中力は高められるに違いない。

話は変わり、学生もオンライン授業というものを取り入れているらしい。好きな時間に授業を受けることができ、好きな時間に課題を提出することができる。特に嬉しいことは、期末試験が期末レポートになった点だろう。

ここで「あれ、オンラインでも案外いける。」と思った。

いやむしろ「オンラインの方が、時間をうまく使えて生産性のある生活ができる笑」とまで思った。


原点に帰り、皆様はオンライン化をどのように思っているのだろうか。肯定派?それとも、否定派?

実は私、肯定派に見えて本当は否定の意見の方が強い。

オンラインの波に乗り、この一年オンラインで学業や仕事を進めてきた。そこで、生身の人としっかりと顔を合わせてお会いしたいと強く思った。人の顔が見えないと、全てがやりにくい。zoomなども使ったがしっくりこない。やはり人間は、face to face で会話しないと本当に伝えたいことが伝わらない生き物なのだろう。特に学生たちが、かわいそうだろう。休み時間のたわいもない会話、修学旅行、学園祭、体育祭など、楽しい青春の一ページがこうも簡単に失われていく。去年入学した生徒たちは、友達ができないまま進学していった。従来の学校生活を取り戻してほしいと心から強く思う。


何回目かの緊急事態宣言が発令され、ますますオンライン化の需要が高まっている。世界が変化していく中で、とても大切なことだろう。オンライン授業に移行することでいじめがなくなるかもしれない。オンライン出勤になることで、自分の業績が上がるかもしれない。

しかし、私は従来の生活が恋しくてたまらない。


「オンライン化は人類にとって大きな一歩かもしれない。しかし、学生たちからすれば、青春から遠のく大きな一歩だろう。」


世間の流れ的に、こればかりはしょうがない。世界が変化するとき、大切な何かを奪われるのも、仕方がない。そんなことを考えながら、明日もまた、パソコンの前で作業をする。

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