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地方移住することにした話

この記事は、2021年7月29日に弊社のブログで公開されたものです。

新型コロナウイルスの影響で、昨年の3月頃から極力出社せずリモートで働くという働き方にシフトしました。
以来、ほとんど家から出ない引きこもり生活を送っています。
この生活が性に合っていたようで、なんの苦もなく暮らせてはいるのですが、別に外に出ないのであればわざわざ高い家賃を毎月払いながら東京で生活する意味はないのではないか。と思い始めました。

東京都の転出入の状況


私自身そんなふうに考えるようになったのですが、内閣府の調査によれば、東京圏在住者の地方移住への関心は増加傾向にあるようです。
というのもリモートワークによって「転職しない移住」が可能になったのが大きな要因だと言われています。

47都道府県の中でも東京だけ転出者数が増加していて、その多くは埼玉・千葉・神奈川へ移動しているらしく、その結果、東京一極集中から東京圏一極集中に変化したそうです。

こちらのデータによると、東京では2020年以降10代と20代の人口が増加したのに対し、その他の年代、特に30代・40代に関しては2019年と比較して大幅に転出超過に転じています。
さらに、転出入の男女比についても顕著に違いが表れていて、2020年には男性と比べ女性の転入数が約2倍以上、緊急事態宣言が発出された2020年4月には約3.5倍に増えました。

それについて、他道府県に単身赴任していた男性青壮年層が東京勤務への異動を中断、テレワークの普及などでフットワークの軽い男性単身者層が他道府県に多く転出した。また、コロナ禍で女性の方が男性ほどには迅速かつ容易に地元の職場をみつけることができないのではないか。という分析がされています。

地方移住することに


私としてもリモートワークに移行してもう一年以上が経ちますが、特に仕事に支障は出ていません。これなら環境さえ整えればどこにいても仕事はできそうです。
このまま東京にいても仕方がなさそうだし、ならいっそこの機会に。
ということで本題なのですが、会社と相談しまして、S2での勤務を継続しながら地方移住することに決めました。

どこに行こうか色々考えたのですが、結局地元に移住することにしました。
せっかくなら知らない土地に行ってみるのも面白そうだと思ったのですが、これからまた人間関係を一から構築するのはちょっと億劫です。それに両親からしてみたら近くに住んでいる方が何かと安心だろうし、地元には友人もたくさんいます。

地方移住のメリット・デメリット


メリット

先ほど挙げたように「既に人間関係が出来上がっている」というのも一つメリットではあると思うのですが、やはり家賃の相場が東京と比べるとその約半分、戸建てであれば約1/3の価格で済むという点が個人的には大きなポイントかもしれません。

というのもリモートワークにおいて、住環境=労働環境です。
快適に仕事をするためにも、生活空間と仕事部屋を分けて広々と使いたいと前から思っていました。
もう住むところも決めたのですが、結果的に今の家より1.6倍ほど広く、それでいて家賃も3割程度安くなったので住環境の改善には成功したかなと思っています。

あとはよく言われることですが、自然が多いとか、人口密度が低いとか、そのあたりがメリットになるでしょうか。

参考:
世田谷区の賃貸相場
世田谷区の新築一戸建ての相場


デメリット

総合すると広々と部屋を使いながら穏やかに暮らせるのがメリットだったのですが、その一方で東京圏内に比べると

・仕事
・娯楽
・文化
・教育
・医療

など、あらゆる面での機会格差や損失が想像されます。
ICTの普及で今後改善されていくだろうものもありますが、イベントやグルメなど、実際に行かなければ体験できないものの話になるとやっぱり差が出そうです。

また、地方だと車移動が前提の生活になると思うのですが、リモートワークで引きこもる生活スタイルについては変わりがないと思うので、車を買うほどでもなく、でもないと不便。という状態に陥る予感がしています。
カーシェアが充実していればいいのですがちょっとまだ状況がわかりません。結局は車を買うことになるんだと思います。

メリット・デメリットを比較してみると、意外とデメリットの方が多いような気がしていて、「もしかしたら早まったのではないか…」と引越しを目前に少しブルーな気持ちになっています。

おまけ


地方移住について調べているうちに見つけた話を少し紹介しようと思います。

補助金

地方創生移住支援事業と言って、東京23区に在住、または通勤している人が東京圏外に移住して起業や就業を行う際に、この事業を実施している都道府県・市町村に移住すると100万円以内の給付金が支給されるそうです。
これまでは移住地域の中小企業などへの就業、もしくは社会的起業などのケースでなければ移住支援金は出なかったのですが、今年度から「テレワークにより移住前の業務を継続する」場合でも支援金がもらえるようになりました。

ちなみに「5年以上継続して移住先に居住する意思があること」というのが申請条件としてありまして、これを破って3年とかで転出してしまうと返金を要求されることもあるみたいです。
また、自治体によって対応が遅れていたりなどして対象にならないこともあるようなので、興味のある方はちゃんと調べた方が良いと思います。


他拠点生活

移住まではまだ考えていないけど、ちょっとお試しでいろんなところに住んでみたいという方は

ADDress・・・月4.4万円、全国定額住み放題
HafH・・・月3千円〜、全世界定額住み放題

などの「住み放題のサブスクリプションサービス」を利用してみてもいいかもしれません。
家を管理している人によって当たり外れが結構あるそうですが、その辺りはレビューを見つつといった感じでしょうか。とはいえ日本全国、ひいては世界のどこかに拠点を持って短期移住できるのは面白いサービスです。


そろそろ引っ越しが迫ってきているので、そのうち地方移住してみての話ができればと思います。続報にご期待ください。

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