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二社足して年商1,300億円の昼食会に招かれた時のお話し。

「MASATOとの主な仕事は一体何か」と聞かれると、非常に困ることが沢山ございます。なぜなら、昨年の5月創業から、私が取り組んでいる仕事は、目の前に与えられた仕事を、とにかく一生懸命取り組むということを仕事にしてきました。

時にプレゼンテーション資料の制作依頼、またある時は、そのプレゼンテーションの研修依頼、またある時は、営業コミュニケーションの研修、こういった内容で、主な仕事は、与えられた仕事を一生懸命取組むことだからです。

最近では、国際的有名ブランドと、国内の化粧品メーカーさんがコラボレーションして作った美顔器の営業顧問としてもお勤めさせていただいております。

聞くだけでも、何屋かよく分からないですよね。

そんな事業形態でございますが、さらに、事業形態がよく分からなくなるもう一つの仕事として、人と人とを繋ぐという仕事も、実は行っております。2011年から2017年迄、私は美顔器メーカーの経営者として勤めしておりました。

そのご縁で出会った方々、あるいはこの個人事業主になってから、新たに出会った方々、その1人1人が持つ魅力、そして、そんな方々が経営する企業の「お手伝いが何かできないだろうか」という思いから、その企業の取材を行い、その企業と、マッチングできる企業をアテンドする仕事も、趣味とも言える範囲で行っております。

最近は有難いことに、いわゆる大手企業と呼ばれる上場されている企業経営者の皆さん、そして、これから上場を目指していこうとされている企業経営者の皆さん達と交流を深く持たせていただける機会に恵まれ、これまで知らなかったことを知れるようになり、中小零細企業では、習得することのできなかった交渉術や、仕事の進め方についても、学ぶ機会が沢山あり、この個人事業主としての活動は、本当に良かったと私は考えています。

幾つかの仕事を推進する中で、私が親しくさせていただいている大手企業の経営者のお一人から「休日一緒に京都で過ごさないか」という、お誘いをいただきました。

休日に僕がその経営者さんに呼び出されるのは、それほど多いわけではありませんが、京都の地で、お会いするという機会を提案されたのは初めてのことでしたので、何か意味があるのではないか、そう考え私は参加することを決めました。

「ちなみに社長、京都では一体何をされるのですか」私はそう質問しましたところ、その社長は、「MASATOくん、面白い人がいるんだ。一緒に昼食をとらないか。恐らくMASATOくんはその人を知っていると思うよ。」と返答がありました。

昼食時に私はその理由を知って「なるほど」と思った訳ですが、昼食を誘ってくださったその経営者さんとは、以前からのお付き合いがあったそうで、たまたま私の名前が挙がったらしく、「それであれば、MASATOくんも呼ぼうじゃないか。きっと彼も驚くだろう。」という、少し面白半分で、私はその昼食会に呼んで頂く事となりました。

とは言え、昼食会が始まるまでは、一体誰が来るのかわからないままでした。ただ、大物であることは間違いないと。私は参加メンバーを聞いたときに感じました。

なぜなら、その経営者さんと、国内を担当する上席執行役員が、参加すると伺ったからです。

休日に経営者と上席執行役員がわざわざ京都にやってきて、その人と会うというのは、何か大きなことが起きるんではないか。あるいは、とんでもない人がその昼食会に来るのではないか。楽しさ半分、不安半分。でもちょっとビビっているというような、そんな感覚で、当日指定された場所に伺いました。

場所は、京都祇園、京都の町並みが特に洗練された一角に佇む、見るからに高級な和食屋さんでした。入る前から、少し不安のになりながら扉を開けた向こう側には、私を昼食会に誘ってくれたその経営者さんと、上席執行役員が座っておられました。

京都ぎをん天婦羅 天宗さん正面入り口

「もう少ししたら、MASATOくんのことを知っている方も来るからねと。それと、この京都の地で、お茶屋を営んでおられる女性経営者さんも来られるので、MASATOくん座って、待っててね。」と、

私は「一体誰が来るんだろう。」そして「私は、なぜ呼ばれたのだろう。」そう思いながら、日頃の仕事の報告や、最近の活動についてお話をしたり、様々なアドバイスを頂いたりして、私はもうその時点で、有意義な待ち時間を過ごさせて頂いておりました。

そこに、「こんにちは。」と声を上げて、
入ってこられた方を見て驚きました。

その経営者さんは、私は写真でしか姿を見たことがなく、ただ、お電話でお話をしたことがあるでした。

その方は東証スタンダードに上場されている企業経営者さんでありながら、私のような個人事業主に対しても誠実に対話していただける。優しい経営者さんである印象を以前から私は感じていました。

その会社と、私を誘ってくれた経営者さんとは、もう長い付き合いだったそうで、「最近、面白い子がいてね」という話から、私の話題になり「うちにも出入りしてくれてるんだよ。僕も彼が好きでね。」そんな2人の会話があって、私を呼んで下さったようです。

さて私は、誰にこの京都の昼食会に誘っていただけたのか。
そしてその昼食会に誰が来たのか。
そろそろお話したいと思います。

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