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人の脳は既に乗っ取られています

人間は狩猟時代を中心に100万年くらいかけて脳を現在まで進化させてきました。しかも1万年以上も進化していないとも言われています。

それに対して、テクノロジーはネットの誕生からわずか50年ほどで量子コンピューターなど比較にならない速度で進化しており、ギャンブル程度の仕掛けに未だに報酬系ドーパミンを出して行動してしまう人間の脳が、最新のテクノロジーの上に立てるはずがないのです。更にそこにマーケティングという洗脳するためのノウハウもあります。

つまり人がデジタルに喰われるのは不可避であり、人がデジタルを活用するという言葉自体がおかしくなってくるでしょう。
例えば倍速でコンテンツを見ることに報酬系ドーパミンが出てしまい、本来人が人の為に作ったクリエイティビティを後回しにする行為など、完全にテクノロジーに脳が負かされている証拠です。iPhoneはテクノロジーが人の脳をアッサリと凌駕し、気付かぬうちにコントロール出来ることを証明しました。これは大人なら大丈夫とかではなく、様々な手段を用いて老若男女関係なく完璧に支配することができます。クリエイティビティに溢れ、アート思考があったジョブズが、結果として人からクリエイティビティやアート思考を奪うとは本当に皮肉なものです。のちにスティーブ・ジョブズは人類を滅亡させたA級戦犯者になるかもしれない笑 
テクノロジーの進化は昔想像されたターミネーターのような物理的マシンではなく、脳の中に既に存在していると考えていいでしょう。

最近、ウェアラブルデバイス付けて走って分析している人が増えていますが、自らの意志で走っているのか、はたまたテクノロジーに走らされているのか?過去にOura Ringについてもこんな記事を書いたにも関わらず、、、

またしても術中にハマって新しいデバイスを購入してしまいました。。。テクノロジーとマーケティングが掛け合わさるともはや自分の意志とは無関係に誘導されていることが分かります。。

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既に抜け出せない支配レベルに到達していることを痛感しますが、これからは呼吸すらも支配がはじまりそうです。


要するにテクノロジーとマーケティングによって人の脳は既に支配されている
のです。ただ別にそれが良いとか悪いとかの話ではなく、既に多くのネットサービスやコンテンツは脳のスペックを上回っており、操られているという事。自らの体験をSNSに投稿してしまうのもそう、ポイントが貯まるのをじっと待ちながらゲームでガチャをやるのもそうです。
その事実の上で我々はこの先、どのように踊らされていくのでしょうか。ブロックチェーン、Web3、メタバース、出てくるバズワードの全てが脳の支配をより進める事になるでしょう。
但し、これはテクノロジーに対して勝ち負けを訴えているのではありません。テクノロジーの進化に身を任せて人の快楽を追求していく人もいるでしょう。はたまたネットを遮断し自然界と共に過ごしていく人もいるかもしれません。これは資本があるなしに関わらず人ぞれぞれテクノロジーとの向き合い方を選択していく時代がやってくると思います。なぜなら人は必ずしも合理性だけで生きていないからです。格差社会のような縦列なものではなく、自然とデジタルが並列となる二極化された社会がこれからやってくるでしょう。

あなたはどちらの世界に誘導されていくのでしょうか。自分の意志で選択するのでしょうか。


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