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ぼくと子どもと絵本…その9

 こんばんは。最近保育園の園庭で子どもたちと草木を調べたり遊びに使ってみたりする事にハマっている、まーきーです。
今日も子どもたちが拾ってきた葉っぱに絵具を塗ってから紙を押し付け、魚拓ならぬ葉拓をして遊んでみました。うまくいくと葉脈までしっかりと紙に写ってなかなかの出来栄えになります! ポイントは絵の具を厚くなりすぎないように塗る事です。子どもたちは普段絵の具を使う機会が少ないので、とっても嬉しそうに遊んでいましたし、紙に写された葉っぱの形に目を輝かせていましたよ。
また、気温が暑くなって来て虫たちも活発に動き回る季節になりましたが、人気者はテントウムシ…でも、ただのテントウムシだけじゃ物足りないので、テントウムシの幼虫にクローズアップ!早速飼育ケースに入れて観察開始です♪ ちゃんと餌(アブラムシ)をあげて子どもたちと成虫になるまで大事に飼育していきたいと思います。

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さて、絵本の話に戻りますね(^^;
今日の絵本はそんな自然と遊ぶ保育園には必需品の本

木の本

作: 萩原信介
絵: 高森 登志夫
出版社: 福音館書店

おススメpoint
1.四季を通じた身近な木を紹介
2.葉の特徴がわかりやすく一枚ずつ描かれている

1.四季を通じた身近な木を紹介
身近な物を紹介してるって、とっても大切だと思いませんか?子どもたちと接していて興味を持つのは身近な物ですよね?
身近な事柄に関心を持ち、実際に体験しながら理解していく…。これって人間の学びの根本だと思うんです。今、主体的な学びが大切だとか、学びの過程を重視だとか、そんな話がよく聞かれると思うんですけど、子どもは本来そういうものですよね。 それを大人の勝手な希望で押し付けるから学ぶ事を嫌いになる…。もちろん基本的な知識としての学問は必要ですけど、私たち保育士は学問を学ぶ土台として、乳幼児期に子どもが興味を持った事を探求できる事を大切にしています。
…すみません。熱くなって絵本紹介だって事を忘れてしまいました(-_-;)
そんな理由からこの本は、身近な木を紹介してくれているので、とっても助かっています。先日もこの本片手に園庭に出て、絵に描いてある木はどれかな~って子どもたちと盛り上がりました!

2.葉の特徴がわかりやすく一枚ずつ描かれている
身近な木を紹介してくれているこの本。さらに葉っぱ一枚一枚を描いて並べてくれているので、とってもありがたい。子どもたちが拾ってきた葉っぱを子ども :「これなに~?」
まーきー:「なんて名前なんだろうね…どの絵と似てるかな~?」
子ども :「これじゃない」
まーきー:「ホントだ、ココの形が似てるね。でもさー、ここがちょっと
      違くない?」
子ども :「じゃあ、コレ!」
なんて言って、実際にホントの葉っぱを本に照らし合わせて答え合わせするみたいに盛り上がる。大人も子どもも名前がわかるって嬉しいもの。
子どもたちも嬉しそうにしています…中には「これしってる!きのうみたよ‼」って、知ったかブリ男くんやブリ子ちゃんが出て来るけど、3歳前後の子たちってそんなところがあるな~って思いながら楽しく関わってます。
沢山見て、触って、感じて、好奇心を膨らませていって欲しいと思います!

自分が男性だから余計になのか、こんな事が大好きなので、今後も何冊か子どもとの自然観察本を紹介していきたいと思ってます♪
すでにnoteで紹介した植物本がありますので、よかったら読んでみてくださいね!


今日も最後まで読んでくれてありがとうございました(^^)




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