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閉じ込められていた子供時代とヒーロー物テレビ
こんにちは あなたの心の片隅にいる カネゴンです。
今回は周囲から隠されていた子供時代のお話をしようとおもいます。
週末はほとんど部屋に閉じこもりきりのことがおおく、特に父の仕事関係の人、兄の友人などが自宅にきたときは
必ず自分の部屋に入って、電気も消してテレビもイヤホンをつけながら、来客が帰るのを待っていました。
四畳半の部屋にポータブルトイレからテレビからミニ冷蔵庫があり、
「この部屋から絶対にでちゃだめよ」
と言われ過ごしていました。
最初は親のいうことは聞くものだとおもってなんの疑問も持たずに過ごしていましたが、高校生くらいの年齢になると、なぜ暗い部屋で一人で過ごしているのだろうという思いが沸いていました。
当時はテレビを見ていることくらいしかなかったので、戦隊ヒーローやアニメをよく見ていました。
いまでもヒーローものが好きなのはこの時の経験がきっかけなのかなとおもいます。
当時見ていたヒーローが(幕張メッセやお台場や九段下で)イベントをやっていると聞くとヘルパーさんと一緒に見に行ったりしています。
某アニメのセリフではないですが、私にとっては戦隊ヒーローやアニメが一番の友達だったんだなと思っています。
私は障碍者ですが、世の中の役に立てることをしなきゃいけないと思うのはそういったヒーロー物語を見ていたからだと思います。
他者に対するやさしさだったり、自然、世の中、社会全体を愛する気持ちのようなものを思い出させてくれる、改めて考えさせてくれるきっかけになる気がします。
いろいろな事件がある世の中ですが、だからこそこういった人のやさしさにふれる物語を見てほしいなとおもいます。
いまでも好きでよかったなと思えるのは、今現在もヒーローものを繰り返しみかえしてこんな自分でも人に優しくならなければいけない、世の中に対して愛を持とうという普遍的なものを思い起こさせてくれるからです。
昔の話ですが、特撮番組にでている俳優さんが
「ヒーロー番組こそ最高の道徳教材」
と言っていました。大人になってその通りだなと感じています。
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