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サラリーマン辞めたんだを実感した日

サラリーマンを辞めて8ヶ月。
サラリーマンの時と変わらずに 情シス という仕事をしているからなのか、あ〜サラリーマン辞めたんだぁ〜と実感することは殆どなかった。
実感する何かを欲してたわけではないが、これがそーゆーことなのかな?と感じたときのことを書きます。

事前情報

わたしが何者かはこちらの記事を御覧ください。

今回の舞台となる案件情報を簡単に。

• 8月に前々職時代からお付き合いのあるベンダーさんの紹介で出逢った
• 40名くらいの非IT企業
• 上場に向けて、ワークフローとかGSuiteの導入を進めていきたいが、専任がいないので支援して欲しい
• 提案を重ねて、10月より本格的に副社長直下で始動
• クライアント先へは新幹線移動が必要なため、基本的にはリモート
• ミッションは「ITのチカラで業務改善を進めて会社を成長させる」
(スローガン的にはITでみんなをハッピーに)

実録事件簿

11月よりGSuiteの構築、部ごとアプリごとのロールアウトを行い
控えめに言って、副社長や部長陣からとても評価されていた。

12月中旬に副社長からの唐突なSlackで干渉役をN氏に全権移譲する

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翌日N氏主催のもと、チームメンバ+コーポレート部長でMeetingが開催されました。
※ 副社長直下であるものの、組織としてはコーポレート部配下のlT推進チームという立て付けにしていました。

Meetingは60分間ほぼN氏リードで「12月にやるタスクとその担当と期限の確認」でした。

お...おん。

N氏は海外子会社を任されるほど期待されている若者。お手並み拝見。
ちょっと生意気な感じするけど、そこはアラフォーとして優しく見守ろう。
タスクの確認しかしなかったけど、各メンバの役割は理解しているのか?
リーダーになってやる気モリオで前のめり気味なのかな。ちょっと見守ってあげようかな。

これがMeeting終了時の心の内でした。

日を追う毎に感じたのは
• それって…チームミッションと違わない?
• 単なる外注作業員だと思われてないか?

ある日、チームメンバの一人(Cちゃん)が口火を切りました。

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N氏からの回答は、
1. G Suiteの導入は、みんながハッピーに働けるためではなく自分が海外で仕事をする際に、今までの状況だとメールやカレンダーの利用ができなかったから。
2. 前に話したこととギャップはあるかもしれないが、考え方を変えてくれ。
3. チームリーダの自分を越えて、Slackで特定に人に相談するな。
4. 基本のやり方はBottom Up 皆の意見を聞くではなくTop-Down だ。
5. ITリテラシーが低いから外注している。
6. 提案はしていいが、自分の意見は入れるな。
7. リーダとして責任を取る必要があるので、全てのSaaSのadmin権限を付けてくれ。

(無理だ.....)

この時点では、このリーダの下で遂行していくのは無理だという気持ちと
関わりをもって好きになった会社のために自分がどう立ち回るべきかという気持ちを何往復もしました。

そして、口火を切ったCちゃんとN氏と3人でのMeetingが開催されました。
N氏『今までのやり方とは変えて、出勤を増やして業務を行って欲しい』
Cちゃん『やり方を変える前に、チームとしての方針が変わったことを説明して欲しい』
N氏『(なぜかタスクの話をして...略)、今までのやり方と変えられないのならば、解約してもらって構わない』
Cちゃん『わかりました』
N氏『(私に関しては)、会社都合で申し訳ないが、ツール導入以外にお願いする仕事を作れていないので解約させて欲しい』
わたし『わかりました』

ということで、今進めているワークフローの構築が完了した時点で解約することが決まりました。
構築はするが導入までは担当しないという謎。

<補足>
副社長は全権移譲したので彼に任せるスタンス
コーポレート部長がこれを機にコーポレートを部長を降りることにした。
(我々同様方針変更に納得できないという理由らしい)

何を感じ、何を考えたか

正直なところ、まだ気持ち的にモヤモヤしていて整理するためにNoteに書き綴ってみることにした。

サラリーマン時代も納得できないことは何度もたくさんあった。その時は

 • とことん話したり、戦ったりした。
• 十分に納得出来なくとも、会社と一緒に失敗していい覚悟と今後に活かせばいいんだと思っていた。
• 一連の事象に対して、良くも悪くも人事評価というフィードバックがあった。

方針が変わって、それに沿えないなら契約解消な。
分かり合う、納得し合うまで話すというプロセスはないのか。
(このプロセスをしっかり踏んでくださるお客様の方が多いですが)

この瞬間、戦う選択肢を持てないことがサラリーマンじゃないってことなのか〜
とふと思った。
そうでない場合も多くあると思うが、昔なら確実に納得できるまで話したり戦ったりしてたな。どう評価されようと恐れることもなく、それが自分のスタンスだし、自分なりの正義だとか思っていた... 。

残り1ヶ月の契約期間内で自分が何をすべきなのかをこの年末年始休暇で多くの時間を使って考えた。
答えは見つかってない。
ただ、今まで通り、「現場のみんながITツールを業務に活かせるように」を直向きに考えながらワークフローの構築と各種ドキュメント化を進めてこの案件を終えようと思う。

この先同じ様に、
・干渉役が変わったので解約!
・方針が変わったので解約!
・よく理由わからないけど解約!
などあるかもしれない。
その時に同じくモヤモヤする時間を少しでも短くできるようにフリーランスとしてもステップアップしていきたいと思う。

2020年も頑張るぞー。


結局書き綴ったものの、気持ちの整理がうまく出来てないのです。
こーすればよかったんじゃない?こんな風に考えてみたら?などのアドバイスあれば是非コメントください。

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